

同期社員座談会
競い合い、認め合う仲間として
同期社員とは、ときに切磋琢磨するライバルとして、またときに助け合う仲間として、欠かすことのできない大きな存在である。
経歴や性別、得意分野、関心の違いなどに多様性を持ち、
個性的な人材が集まるNTT-ATの若手社員たちは、同期に対してどのような想いを抱いているのだろうか。
今回は2018年に入社した4名の社員に、同期社員同士の印象や結束について、語り合ってもらった。
PROFILE
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R.K.セキュリティ事業本部
情報学部 情報学科 卒R.K.セキュリティ事業本部
情報学部 情報学科 卒趣味は学生時代からハマっているスノーボード。冬の休日は同部署の先輩と雪山に行くなど、アクティブに過ごす。現在はセキュリティ関連の部署に所属し、システムの提案から保守・運用まで幅広い業務を担う。 -
Y.M.AIロボティクス事業本部
社会科学部 社会科学科 卒Y.M.AIロボティクス事業本部
社会科学部 社会科学科 卒身体を動かすのが好きで、休日はヨガ、ピラティス、筋トレなどのトレーニングに勤しむ。文系出身で技術的な知識はほとんどなかったが、初期配属から開発系の部署に所属し、メキメキとスキルを伸ばしている。 -
S.F.ラピッド開発センタ
工学研究科
電気・電子工学専攻 修了S.F.ラピッド開発センタ
工学研究科 電気・電子工学専攻 修了幼い頃よりものづくりを愛しており、プログラミングを趣味の一つとする。プライベートで独自のクラウドをつくり友人とデータを共有したり、身近な物体を3Dモデルでつくったりと、生粋の技術屋である。最近ではディープラーニングを用いた異常検知システムの開発に携わる。 -
M.H.クラウドIoT事業本部
理工学部 情報テクノロジー学 卒M.H.クラウドIoT事業本部
理工学部 情報テクノロジー学 卒オフの時間は、好きなアーティストの応援に没頭。休日はライブに参加し、友人と帰り道にその日の感想を語り合うのが楽しみ。現在は上司のサポートのもと、パートナー企業とのシステムの開発案件を進めている。
※内容は取材当時のものです。

幅広い事業と、社風への共感
本日はよろしくお願いいたします。ではまず皆さんの、入社理由をお聞かせください。
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S.F.私は幅広い分野にわたって、最新の技術に触れられることが一番の魅力でした。NTT-ATはNTT研究所で開発された新しい技術を扱えることが、他社との大きな違いになります。その環境に惹かれて入社を決めました。
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R.K.僕も同じですね。最先端の技術かつ幅広い分野で事業展開していることを知り、関心を持ちました。もともと色々なことにチャレンジしたい性格なので、多くの商材に携わるチャンスがあるNTT-ATは、求めていた環境が整っていました。M.H.さんはどうだった?
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M.H.私は当初からIT業界のシステムエンジニアの仕事を希望していました。多くのIT企業から当社に絞った理由は、事業内容の強みに加えて、会社の雰囲気が私にマッチしていると感じたからです。NTT-ATのインターンシップに参加し、たくさんの社員の方と会って話す中で、最も自分に合った会社だと判断できました。
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S.F.会社の雰囲気が自分に合うかどうかって大事だよね。具体的にどういう部分が自分に合うと思ったの?
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M.H.穏やかな雰囲気かな。説明会で会った社員の方も、採用担当の方も皆さん優しくて、こんな環境で働きたいと素直に感じました。
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Y.M.私もそうした雰囲気の良さに惹かれました。私は文系学部出身で、金融業界や商社などの幅広い業界を考えていたんです。そうした中でNTT-ATを知り、採用担当の方の様子などを見て、フィーリングが合うと思ったのがきっかけです。
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R.K.そういえばY.M.さんは文系出身だったね。説明会に参加してみてどうだった?
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Y.M.正直に言うと、当時は事業内容や技術については全くわからなかった(笑)。でも、「新しいことに取り組む会社なら、挑戦しやすそう」と感じたし、社員の方の印象もとても良かったです。



個性的でありながら、助け合う優しさを持つ
皆さんは同期入社とのことですが、入社当時、同期に対してどのような印象を持っていましたか?
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M.H.最初は個性が強いなって思いましたね(笑)。理系出身者が多かったことも関係しているのか、それぞれの専門分野に特化しているイメージでした。
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Y.M.私たちの代は、勉強でも趣味でも好きなことや得意なことを突き詰めている人が多いです。最初はそのパワーに圧倒されることもありました。
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S.F.入社前に想像していたよりも、多様な人がいるなと僕も思いましたね。学生時代に所属していた電気系の学部は理系の男性ばかりだったので、どこか同じような考え方の人が集まりがちでした。入社してみると、理系でも数学や情報の分野に特化していたり、性別・年齢も幅があったりと、これまで交わったことのないタイプの人もいて、良い意味で驚きがありました。
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R.K.言われてみればそうだね。僕は多様な人の集まりではあるけれど、互いの違いを尊重し合う協調性もあるなと感じます。強い個性を放ちつつ、人の話を聞くことができるのが僕ら同期の良さ。自分の不得意な分野は、得意な人に教えを乞うなど、協力し合える関係ですね。
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Y.M.うん、それも納得できる。研修の時、技術的なことを文系出身の私でもわかるように教えてくれて、とても優しい人が多いなと思いました。迷惑かけていないかなと逆に不安に思うくらい(笑)。
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M.H.1ヶ月くらいの研修期間で、意外なほど仲良くなれたのを覚えています。「仕事の話もできる友人」に近い関係でした。



良きライバルであり、良き相談相手
どういった場面で同期のありがたみや絆を感じますか?
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Y.M.社内用のホームページに、表彰などで私の名前が掲載されると直接連絡をくれます。メッセージを見るたび、同期愛を感じますね。在宅勤務が増えて、以前と比べて会う機会は減っても、変わらずに思いやりを持ってくれる人たちだなと思います。
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R.K.資格取得の表彰とか、プロジェクト発足の記事で名前が掲載されることがあるんだよね。同期の名前を見つけると素直に嬉しいし、活躍を知るとすごく刺激を受けます。
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S.F.頑張る原動力になるし、ライバルとして切磋琢磨できる間柄です。私自身も周囲に遅れを取らないようスキルを積み上げたいと感じます。互いの状況を聞いては、気を引き締めるきっかけになっています。
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M.H.そうそう。誰かの名前を見ると、自分も頑張ろうというモチベーションになるよね。仕事が上手くいかない時は同期に話をすることも多いので、良き相談相手でもあります。非常にありがたい存在です。
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R.K.業務以外のことでも気軽に話せるから、すごく助けられてるよね。
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M.H.休みの日に同期で集まって遊びに行ったり、終業後に飲みに行ったりもしていたので、楽しい思い出もたくさんあります。
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S.F.仕事もプライベートも、充実した時間を共有できるのが同期だよね。




いつの日か、会社を動かせる存在に
最後に、皆さんの今後の目標を教えてください。
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S.F.様々な技術を吸収できる環境を最大限活かして、広く深い知識を身につけることが大きな目標です。1つの技術を軸にして、関連する複数の分野についても、見識を広げていけたらと思います。次は機械学習やディープラーニングへの挑戦を志しています。
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R.K.僕は技術的な知識と、プロジェクト運営のスキルを、どちらも磨きたいと思っています。上司が持っていて自分に足りないと感じているスキルが、一歩二歩先を読んで行動する能力です。
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M.H.今後発生する可能性があるリスクを、見極める能力ってことだね。
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R.K.そう。例えば、余裕のあるスケジュールを組んでおけば、顧客から新しいオーダーが来ても柔軟に対応できます。関係者が多く、規模が大きいプロジェクトでも、円滑に進められるプロジェクトリーダーを目指すには、そうしたマネジメント能力が必要です。M.H.さんはどう?
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M.H.私もプロジェクトをうまく回せるようになりたいです。現在は上司と二人でプロジェクトを任されています。いずれは独り立ちして、複数の案件を同時並行で進めることが求められると思います。関係者とはコミュニケーションをよく取り、何かあったときに相談しやすい環境をつくっていきます。
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Y.M.私はゆくゆく、コーポレート部門の中枢を担う人材を目指しています。これまで3つの部署で異なる業務を経験してきました。今後も担当する新しい業務や資格の取得などを通じて、着実にスキルアップしていきたいです。
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S.F.みんなの目標を聞いて、ますます高め合える存在だと再確認しました。ちょっと話が大きくなるけど、いつか同期同士で、会社全体を動かすようなプロジェクトに携われたらいいね。
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R.K.いやいや、意外とそう遠い話でもないんじゃない?
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Y.M.いいね。また集まった時に、私の経験をみんなに還元できるように、挑戦の機会を逃さずに頑張ります。
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M.H.次に会えるのも楽しみにしています。それでは!

皆さん、本日はありがとうございました。同期の存在の大きさが改めて認識できたのではないでしょうか。NTT-ATの未来を背負う若手社員として、さらなる活躍を期待しています。



