困難に直面する度に強くなるポジティブシンカー J.T. 2006年入社 IT技術/アプリケーション 困難に直面する度に強くなるポジティブシンカー J.T. 2006年入社 IT技術/アプリケーション

困難に直面する
度に強くなる
ポジティブシンカー

J.T.
2006年入社
IT技術/アプリケーション

※内容は取材当時のものです

困難に直面する度に強くなるポジティブシンカー
困難に直面する度に強くなるポジティブシンカー
困難に直面する度に強くなるポジティブシンカー

国内シェアNo.1ツールの開発で、
働き⽅改⾰に貢献していく

現在あなたが携わっている分野と業務についてお聞かせください。

NTT-ATが掲げるソリューション(ビジョン)のうち、私が携わっているのは新しく設立された「AI×ロボティクス」です。企業の業務には、単純作業や属⼈的な業務、時間のかかるワークフローなどがまだまだたくさんありますが、私が開発を担当している国内シェアNo.1のRPAツール「WinActor」は、PC上の繰り返し操作を自動化することで業務効率化に貢献するツールです。

国内シェアNo.1?

はい。半年ごとに1,000社というような勢いで契約が増えていまして、現在は業界問わず4,500社を超える企業でご利用いただいています(2020年3月時点)。このツールを利用することで、単純作業をロボットに任せ、人間は知識やノウハウが必要な高度な業務に集中して取り組むことが可能となります。また、業務効率化だけでなく人的ミスの削減にも繋がります。

国内シェアNo.1ツールの開発で、働き⽅改⾰に貢献していく 国内シェアNo.1ツールの開発で、働き⽅改⾰に貢献していく
国内シェアNo.1ツールの開発で、働き⽅改⾰に貢献していく
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自分は絶対大丈夫だと思っていても、
失敗は突然やってくる

ところで、入社後最初の4〜5年間は、どうでしたか?

4年目で初めて開発チームのプロジェクトリーダーを任されました。5人程度ですけれども、全員年上だった記憶があります。実はそこで大失敗をしてしまいました。

いったい何が起きたのですか?

システムを止めてしまいました。リリースしたら止まったというか、システム公開をしたら、何故か動かなくなりました。切り戻すこともできず、結局2週間くらいかけて、みんなで一から構築し直しました。自分は絶対大丈夫だって思っていても、意外と駄目だったりするときがあるのだなと思いました。

自分は絶対大丈夫だと思っていても、失敗は突然やってくる 自分は絶対大丈夫だと思っていても、失敗は突然やってくる
自分は絶対大丈夫だと思っていても、失敗は突然やってくる
自分は絶対大丈夫だと思っていても、失敗は突然やってくる
自分は絶対大丈夫だと思っていても、失敗は突然やってくる

リスクについて考えること、
ベテランの人の意見を聞くことが大事

その経験が後にどのように活きましたか?

自分の性格として、困難に直面しても「何とかなるだろう」と楽観的に考えるところがあって、それが結果的に失敗の種になっていた気がするので、きちんとリスクを考えてやっていくとか、周りのベテランの人の意見をきちんと聞いてレビューしてもらうとか、そういうところを意識した方がいいかなっていうのがありますね。

失敗してもいいと思う。
気づくことも多いし、10年以上経っても忘れない

失敗に対してどう向き合うか、何かメッセージがあれば。

意図的でないのであれば、失敗はしてもいいのではないでしょうか。気付くことも多いですし、その時の辛さや、それを絶対に繰り返さないっていう気持ちは、10年以上経っても教訓としてしっかり覚えているものです。失敗は誰にでもあるものなので、私は恐れて何もしないより、まずやってみるっていうところを心がけています。

リスクについて考えること、ベテランの人の意見を聞くことが大事 リスクについて考えること、ベテランの人の意見を聞くことが大事
リスクについて考えること、ベテランの人の意見を聞くことが大事
リスクについて考えること、ベテランの人の意見を聞くことが大事
リスクについて考えること、ベテランの人の意見を聞くことが大事

キャリア計画を立てるときには、
自分の意思をはっきり伝えること

チャレンジする時って、何かきっかけがあるものですが。

上司から想定外のことを頼まれることってあるじゃないですか。その時の自分ができそうな業務よりも、少し上の仕事を与えてくださる(笑)。最初は「できるかな?」って思いますが、すぐに「やってみよう、チャレンジしてみよう」に変わります。あとは、1年ごとにキャリア計画を立てるのですが、そこで、今の自分はこれくらいのスキルだけれど、今後はどう成長していきたいとか、そのためにどういう仕事をやりたいということを、面談で伝えています。

Personal History Timeline

Personal History Timeline

ひとつの仕事に留まると視野が狭まる。
定期的な異動・環境の変化は大事

最後に、これを読んでいる方に伝えたいことは?

定期的に異動することが、とても大事だと思います。ひとつの仕事を長く続けていると、愛着が湧くし、頼りにもされる。良い人材はみんな離したがらない。でも、その一方で視野が狭まり、緊張感もなくなってくる。そんな時、たまに仕事を変えてあげると、全く別のスキルが必要になってきたりして、新鮮な気持ちで取り組めるようになります。時には希望と異なる部署に配属されることもありますが、そういう気持ちでいれば、結果的に満足感が得られるだけでなく、組織や業務を俯瞰的に眺められるようにもなるものです。

ひとつの仕事に留まると視野が狭まる。定期的な異動・環境の変化は大事
ひとつの仕事に留まると視野が狭まる。定期的な異動・環境の変化は大事
ひとつの仕事に留まると視野が狭まる。定期的な異動・環境の変化は大事