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商品・サービス

事前に異常を検知し、トラブルを速やかに回避

「いつもと違う」をAIがお知らせ!ディープラーニングによる高精度な異常検知で平常時からの異変を素早く感知。ネットワークや製造ラインの停止を防ぎます。

AI異常予兆検知ソリューション @DeAnoS

こんな課題はありませんか?

システムや設備の運用監視でトラブルを事前に把握できたら・・・

システム管理者として日々の業務に追われる中で突然、会社のシステムがダウンをした瞬間を思い出してください。異常を知らせるアラートメールの嵐に、クレーム電話の対応…。うんざりしながら「事前にシステムダウンの予兆が分かれば、こんなに慌てる必要はないのに」と感じた経験はありませんか?
予兆を知りたくても、システムが多様化・複雑化する中、どの項目を監視すれば良いのかわからない、監視項目が決まっても多数の監視ルールや閾値の設定が大変、といった悩みを抱えているシステム管理者が多いのではないでしょうか。

良好な状態に保つためにAIを活用

”AI異常予兆検知ソリューション@DeAnoS”を導入することで、多様化・複雑化したシステムの監視業務を効率化できます。
また、@DeAnoS導入の要件定義から運用までを、NTTアドバンステクノロジがトータルでサポートいたします。

解決のためには

ディープラーニングに基づく異常予兆検知でプロアクティブなシステム運用を実現

@DeAnoSは、多様な機器から収集される大量のデータそれぞれにルールを設定する膨大な時間と手間を短縮し、見極めの難しい異常判断を容易にします。データの可視化を行うBIツールとの連携機能も備え、ますます多様化、複雑化する昨今のICTネットワークや生産ラインなどの保守運用現場において、長期に安定的なシステム運用を可能とし、生産性向上・稼働率向上を実現します。

この商品・サービスのメリット

  1. 1 高精度な異常予兆検知で、大規模システムの停止を防ぐ

    検知したい異常は多種多様です。また企業によってもさまざまなパターンが発生するため、汎用的なモデルの構築は難しいとされています。このような課題に対して、@DeAnoSは、NTT研究所の先端技術「DeAnoS®」を基にした高精度な異常予兆検知を実現します。ディープラーニング技術により、正常状態のパターンを学習し、微細な異常や未知の異常を検知。これにより、システムダウンの回避を図り、システムの信頼性向上と運用コストの削減を実現!

    高精度な異常予兆検知で、大規模システムの停止を防ぐイメージ
  2. 2 煩雑なルール設定も学習データで自動化

    従来の異常検知では、監視対象のシステムごとに異常検知ルールやしきい値を手動で設定する必要があります。またシステムや環境の変更に伴い、ルールや閾値を定期的に見直し、更新する必要があります。これには多大な労力と時間がかかります。
    一方、@DeAnoSは、自動学習するディープラーニング技術を採用し、平常状態からの乖離を異常として検知しますので、監視ルールやしきい値の設定から解放されます。

    煩雑なルール設定も学習データで自動化できるイメージ
  3. 3 専門家サポートと多様なシステム統合で、DX促進

    AIや異常予兆検知の技術に不慣れなユーザーでも、PoC(概念実証)から導入コンサルティング、開発・構築、運用までのフェーズで専門家のサポートを受けながらシステムを運用できます。また、@DeAnoSはBIツールのSpotfire®やRPAツールのWinActor®、統合運用管理ソフトウェアのHinemos®、運用オペレーター業務自動化ソリューション「ナレッジ駆動型システム運用自動化ソリューション」との連携機能を備えており、既存システムとの統合やカスタマイズが柔軟に行えます。

    ※当社とNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(株)は、Spotfireの販売契約を締結しています。※TIBCO、Spotfireは、Cloud Software Group, Inc.の商標または登録商標です。

    専門家サポートと多様なシステム統合でDX促進するイメージ

選ばれる理由

ルールベース方式では検知が困難な情報通信ネットワークのトラフィック疎通の異常を検知

情報通信ネットワークの異常予兆検知のため、@DeAnoSを導入。スタンバイ型クラスタ構成において、ネットワークスイッチのバグが原因でフェイルオーバーに失敗し、運用系ノードと待機系ノードの双方が不通となった異常を@DeAnoSで検知しました。当該トラフィックは、昼間は多く夜間は少ない、平日は多く週末や祝日は少ないなど、大小さまざまな傾向が重畳するため、従前のルールベース方式での異常検知が容易ではなく、@DeAnoSで各地点のトラフィックバランスの崩れを検知することで解決しました。

商品・サービス内容

最先端の異常予兆検知ソリューションとAI専門家のサポートで「故障かも…」を見逃さない

@DeAnoSは、NTT研究所が開発したディープラーニング技術に基づく異常予兆検知技術”DeAnoS®”を搭載した、システムや設備のさまざまな異常を事前に検知するAIツールです。ディープラーニング技術により,従来のルールベースの監視では見逃しがちな微細な異常や未知の異常を捉えます。

※DeAnoSは日本電信電話株式会社の登録商標です。

最先端の異常予兆検知ソリューションとAI専門家のサポートで「故障かも…」を見逃さないイメージ

異常予兆検知のしくみ

異常予兆検知のしくみイメージ(正常状態の監視データを収集、いつもの状態を学習、いつもの状態と違う状態を検知、いつもと違う箇所を特定)

1.正常状態の監視データを収集
まずは、収集の容易な正常状態の監視データを用意します。

2.「いつもの状態」を学習
次に、用意した正常状態の監視データから「いつもの状態」を学習します。学習のためには、多くのデータが必要ですが、異常は多種雑多で、稀な異常、想定外の異常も考えられるため、異常種別毎に学習することは得策ではありません。収集した正常運用時の監視データの相関から、AIを用いて「いつもの正常な状態」の特性を自動的に学習します。

3.「いつもと違う状態」を検知(外れ値検知)
学習した「いつもの正常な状態」の特性を用いて、正常状態からの微妙なズレを検出し、「いつもと違う状態」として異常を通知します。また、異常発生前に挙動の変化があれば、予兆として検知します。これまでは見逃していた異常や未知の異常も検知の対象となります。

4.「いつもと違う箇所」を特定(異常部位検出)
どの監視データがいつもと違うのか、つまり「いつもと違う箇所」を特定します。システムが大きいほど異常だけを検知しても、何に対処すべきかの判断が難しくなり、対処の始動が遅れます。迅速な対処に有効です。

 

さらに、BIツールやRPAツール、統合運用管理ソフトウェアとの連携機能も備え、柔軟なカスタマイズが可能です。導入前から導入後までの手厚いサポートも提供しており、安心してご利用いただけます。

@DeAnoS導入までの流れ

@DeAnoS導入までの流れイメージ(要件の明確化とゴールの設定、PoC,要件定義、開発、フィールドテスト、運用)

AIは手段であり、導入したAIが実業務に必要な精度で利活用でき、業務効率化・コスト削減に資することが目的です。

@DeAnoSを実業務に活用するため、まずは要件の明確化とゴールを設定します。解決したい問題を明確にし、解決への道筋を立てます。問題の解決に弊社の@DeAnoSがどのようにお役に立てるかをお客さまと議論し、ゴールを設定します。

PoC(Proof of concept:概念検証)フェーズでは、設定したゴールに対する道筋の実効性を検証します。実際の運用をイメージし、微修正を行いながら、達成精度とコストのバランスをとっていきます。@DeAnoS 導入で解決できることを明らかにし、本ソリューションの導入価値をご判断いただきます。

その後、@DeAnoS導入を目指して 要件定義、開発・環境構築、フィールドテスト、運用へと進めます。
要件の明確化とゴールの設定、PoC、要件定義、開発以降のすべてのフェーズでお客さまをご支援いたします。

価格プラン

以下価格にてご提供いたします。

@DeAnoSライセンス: 500万円(税別)
年間サポート: 200万円/年(税別)
PoC、開発、フィールドテスト、運用支援: 個別に御見積いたします
作業期間はPoCは2か月~、開発・フィールドテストは2か月~が目安です

こんな方に最適です!

以下のようなお悩みをお持ちのシステム運用担当者さまに最適なソリューションです。

  • 故障の前触れを察知し未然に防ぎたい

  • トラブル対応の稼働やコストを削減したい

  • 予知保全でシステム・設備の稼働率を向上させたい

  • 運用システムが複雑で何を監視すれば良いのか分からない

  • 監視項目が多過ぎて、監視ルールや閾値の設定が大変

導入イメージ

大規模なITシステムの保守運用にお悩みの企業様

大規模なITシステムの保守運用で、「障害の予兆を捉えたい」「トラブルの原因解析を迅速に行いたい」といった企業様にご活用いただけます。

製造工場システムの保守運用担当者様

収集した装置のログデータの活用が進んでおらず、製造工場レーンの故障や停止の兆候をシステム保守運用者の経験で補っている、製造業のお客様にもご活用いただけます。

リーフレット・カタログ

「AI異常予兆検知ソリューション @DeAnoS」のポイントと導入フローをわかりやすくまとめたパンフレットです。

お問い合わせ

AIを使った異常値検出で「システムとビジネスを止めない」未来をつくる

ルールベースの監視システムの構築や、担当者の勘と経験に基づいたシステム運用で停滞している今を、現場の効率化・DXを前提とした@DeAnoSで「動き続ける未来」に変えませんか?以下よりサービスの概要をまとめた資料をご確認いただけます。また、自社の課題に即した導入をご検討の方も「資料請求・お問い合わせはこちら」より、ご連絡くださいませ。

よくあるご質問

データ分析の専門知識がなくても、導入・運用は可能でしょうか?

お客さまの環境の運用ログと@DeAnoSの接続方法の検討やフィールドテストを弊社が実施します。
学習、検知を行うためのGUIを準備しておりますので、データ分析の専門知識のない方でも操作可能です。もちろん弊社がサポートいたします。

運用開始後のパラメータチューニングは現場の担当者が実施するのでしょうか?

一般的な異常予兆検知システムでは現場担当者さまが実施いただくこともありますが、@DeAnoSでは、別途ご契約により、弊社のAI専門家・製品担当者がチューニングのサポートを実施いたします。

ハードウェア要件や参考値を教えてください。

ハードウェア要件
CPU:Intel Xeonシリーズ(64ビットCPU)
メモリ:32GB以上
ハードディスク容量:1TB以上
GPUボード搭載を推奨(Tesla P100等)

参考値
異常検知処理:最大6,000回/時間(※要因推定処理を除く)

※要因推定処理はデータの複雑さにより処理時間が変動(上記諸元の条件)

ハードウェア要件:上記ハードウェア要件を参照
データの次元数(項目数):1,000(確認値)

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