Column

コラム

【次世代IT戦略とNutanix】①VMwareからの移行を検討する企業が増えている理由と選択肢

2026.01.06

IT戦略の帰路にたっているイメージ

長年、仮想化基盤のスタンダードとして多くの企業に採用されてきたVMware。その信頼性と豊富な機能は、ITインフラの進化を支えてきました。しかし、近年の市場環境やビジネスモデルの変化により、「今後のIT基盤をどう設計するか」という検討が進んでいます。BroadcomによるVMware買収やライセンス体系の変更は、そのきっかけのひとつです。本記事では、こうした変化を踏まえ、企業が検討している選択肢と、その中で注目されるNutanixの特徴を紹介します。

1.なぜ今、IT基盤の見直しが進んでいるのか?

ITインフラを取り巻く環境は、今まさに大きく変化しています。企業は次の要因から、従来のIT戦略を見直す必要に迫られています。

  • 市場の変化
    BroadcomによるVMware買収後、ライセンス体系がサブスクリプション型に移行。運用コストや契約形態の再評価が必要になっています。

  • クラウド活用の加速
    パブリッククラウドやハイブリッドクラウドの利用が広がり、オンプレミスとの最適な組み合わせが重要なテーマになっています。

  • DX推進と運用効率化
    デジタル変革に対応するため、より柔軟で効率的なインフラが求められています。

  • AIワークロードの急増
    生成AIや機械学習の活用が進み、GPUを活用した高性能な基盤が必要に。従来の仮想化基盤では対応が難しいケースもあり、次世代インフラへの移行が検討されています。

2.検討される選択肢とは?

企業がIT戦略を見直す際、次の選択肢が考えられます。

  • 既存環境の継続利用
    長年にわたり業界標準として信頼を築いてきたVMwareの価値を尊重し、既存環境を維持しながらサブスクリプションモデルへの対応を進めます。

  • パブリッククラウドへの移行
    既存資産の活用やコスト面を考慮しながら、AWSやAzureといったクラウドサービスへの全面移行を進めます。

  • ハイブリッドクラウド戦略
    オンプレミスとクラウドを組み合わせることで、柔軟性とコスト最適化を実現します。ただし、運用管理の複雑化やセキュリティの一貫性確保、データ連携の難易度といった課題への対応が不可欠です。

  • HCIベースの新しいプラットフォーム
    Nutanixなどのハイパーコンバージドインフラ(HCI)は、シンプルな運用とクラウド連携を強みとしています。さらに、AIワークロードを支える基盤としても活用でき、企業のデータ活用や次世代アプリケーションに対応する柔軟なインフラを提供します。

3.Nutanixが選ばれる理由

Nutanixのメリットイメージ

Nutanixは、IT基盤を刷新したい企業にとって、次のようなメリットがあります。

  • スムーズな移行

    Nutanixが無償で提供する移行ツール「Nutanix Move」を活用することで、既存の仮想マシン(VM)をオンプレミスからNutanix環境へ、またはクラウド間で簡単に移行できます。ダウンタイムを最小限に抑え、複雑な再構築も不要。追加コストなしで、安全かつ効率的な移行を実現します。

  • シンプルなライセンスとコスト管理

    Nutanixは、利用量や機能に応じた明確な料金体系で、予算管理が容易になります。複雑な契約やハードウェア依存をなくし、必要な分だけスケールできる柔軟性を提供することで、長期的なコスト最適化と運用負荷の軽減を実現します。

  • ハードウェア更改もスムーズ
    Nutanixは、クラスタに新しいノードを追加し、古いノードを段階的に外すことも簡単です。従来のような大規模入れ替えや長時間の停止は不要。運用を止めずにハードウェアを更新でき、ライフサイクル管理の負担を大幅に軽減します。NutanixはLife Cycle Manager(LCM)による自動化と依存関係処理、そして豊富な導入実績で、より簡単で信頼性の高い更新体験を実現しています。
  • 運用効率化

    Nutanix Prismは、インフラ全体を一元管理できる統合管理ツールです。仮想化、ストレージ、ネットワーク、クラウド連携までを単一画面で操作でき、複雑な管理作業を大幅に簡素化します。さらに、Prism ProではAIを活用した異常検知やキャパシティ予測、自動化機能を提供し、運用負荷を軽減。ITチームはより戦略的な業務に集中できます。

  • 将来性

    GPUパススルーやvGPU、プロファイル管理、スケジューリング機能により、GPUリソースを効率的に活用し、機械学習や推論処理などの高度なワークロードに対応します。さらに、クラウド統合によってオンプレミスとAWSやAzureをシームレスに連携し、柔軟な拡張性を確保。次世代インフラを実現します。

👉関連動画をまとめた再生リストはこちら(youtubeに遷移します)

4.まとめ

BroadcomによるVMware買収やクラウド活用の加速は、IT基盤を見直すきっかけになっています。これは単なるリスクではなく、より柔軟で効率的なインフラへ進化するチャンスです。
Nutanixは、その選択肢の一つとして、企業のDX推進を支えるプラットフォームです。

※ Nutanixの詳細はこちらからご確認ください。

お問い合わせ

NTT-ATが支えるNutanix活用の最前線

NTT-ATは、Nutanix認定パートナーとして企業のIT基盤の高度化を支援しています。自社でもNutanixを導入し、その柔軟性と効率性を実証済みです。
Nutanixは、AIやデジタルツインの基盤としても活用可能です。NTT-ATではAIチームと連携し、ローカルLLMの活用や画像診断など、GPUを活かした高度なAIソリューションまで包括的にサポートします。また、AWSやAzureの認定技術者が多数在籍しており、クラウド連携やハイブリッド構成の設計・運用まで、ワンストップで対応可能です。

執筆者

都筑 純(つづき じゅん)

アプリケーション・ビジネス本部 AIXソリューションビジネス部門 AI&DXコアデザイン担当 統括マネージャー

長年にわたり、社会インフラを支えるサービスや公共・企業のお客様の情報システム部門/IT部門において、企画コンサルティングから構築・運用まで幅広く従事。近年は自社のDX推進をリードし、Nutanix導入プロジェクトの責任者も務める。現在は、NutanixをはじめとするAI×DXサービスを提供し、お客様のビジネス変革を牽引している。

当サイトでは、お客さまに最適なユーザー体験をご提供するためにCookieを使用しています。当サイトをご利用いただくことにより、お客さまがCookieの使用に同意されたものとみなします。詳細は、「プライバシーポリシー」をご確認ください。