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CCSP 合格体験記(主任 吉内大成)
写真(CCSP(Certified Cloud Security Professional)合格体験記 主任 吉内大成(30代))

自身の業務は、サービサーでもあり、利用者でもある。
両方の視点で何を考慮しなければいけないのか、
米国のセキュリティ規制や関連法案が
どのような考えを基につくられているかを学ぶ機会でもあった。

NTTアドバンステクノロジ株式会社
西日本事業本部 地域創生クラウドサービスビジネスユニット
主任 吉内大成(30代)
 

まずは、担当業務について教えてください

主に西日本地域の自治体に向けて、セキュリティクラウドの提案営業を担当しています。ほかにも、EDR(Endpoint Detection and Response)をはじめとした、セキュリティソリューション全般の提案営業などを行っています。

主に営業を担当されているようですが、なぜCCSPを受験しようと思ったのでしょうか?

受験した当時はセキュリティ関連の部署に所属しており、SOCの運用や脆弱性診断などを担当していました。また、社内のセキュリティ人材の育成も組織の課題となっていたこともあり、まずは自分自身が育成される側に回って、それまでの業務で得た知識を見える形にしようと、まず数あるセキュリティ系の資格の中でも広範囲・全般的な知識が必要なCISSPを、その後、実案件でクラウドサービスを扱うケースが増えてきたので、クラウドに特化したCCSPを受験することにしました。

CISSPの後にCCSPを受験されたのとことですが、どのように学習したのでしょうか?

まず、公式のトレーニングセミナーを受講しました。私の時はオンライン開催だったので、後々に何度も見返すことができ、本当に助かりました。トレーニングセミナーの受講後は、とにかくセミナーテキストを読み込みながら、公式問題集を繰り返し解きました。ただ、私の場合は根詰めて短期間に学習するというよりも、例えば週3日程度の勉強日を決めて、とにかく継続して学習を続けることを意識しました。

公式のトレーニングセミナーはどうでしたか?

CCSPは日本では比較的新しい部類の資格なので、今の時点ではCISSPに比べても学習ノウハウが少ないのが難点ですが、トレーニングセミナーを受講したことで詳しい解説やアプローチの考え方、学習のポイントを聞くことができ、ノウハウの少なさを補うことができたと思います。

CCSPの学習で印象に残った点はどのような内容でしょうか?

写真2(CCSP(Certified Cloud Security Professional)合格体験記 主任 吉内大成(30代))

CCSPの特徴として、「サービサー(クラウドサービス提供者)としての視点が含まれている」ことにあるかと思います。他にもクラウドサービスを提供しているベンダーが主催している資格がありますが、利用者を前提とした内容が多く、サービス提供者としての内容はやや少ないように感じています。私自身の業務が、クラウドのサービサーでもあり、利用者でもあるので、両方の視点から学べるのがCCSPの大きなメリットでした。他にも、米国のセキュリティ規制や関連法案が、どのような考えを基につくられているかを学ぶ機会もありました。国際的な視点も加味して、特定のサービスや製品の特徴だけに依存せず、セキュリティソリューションを提供する際の基礎となる部分を固められたと実感しています。

CCSPを取得し、ますます業務に力が入っているかと思いますが、今後のキャリアデザインについて聞かせてください

まずは、現在担当しているセキュリティクラウド関連のプロジェクトを成功させ、ゆくゆくは全国に展開できるようにしていきたいと考えています。今の業務を通じてセキュリティのノウハウを蓄積することで、会社としても自分としても成長につながるような、より大きな案件に取り組んでいければと思います。

最後にこれからCCSPを目指す方へのメッセージをお願いします

写真3(CCSP(Certified Cloud Security Professional)合格体験記 主任 吉内大成(30代))

CCSPは簡単な内容ではないので、気負いすぎずにチャレンジするのが良いかと思います。勉強していて解けない問題もあると思いますが、しっかり学習していけば、その時は回答が出なくても、知識や考え方としては少しずつ身についているので、必要以上に落ち込まず、学習を続けることも大切だと感じました。

資格の有無でセキュリティの強固さが決まるわけではないですが、何か提案する場合、CCSPがあればお客様からの信頼度や安心を補強できると思います。これから先、セキュリティの重要性は下がることはないはずですので、CCSPのような国際的な信頼のある資格があったほうが、セキュリティ関連の仕事は進めやすいと思います。ぜひ、受験してみてください。

CCSPについて

CCSP(Certified Cloud Security Professional)は、CISSPでも知られるISC2が提供する最新の資格制度で、クラウドサービスを安全に利用・運用するために必要な知識やスキルを世界で初めて体系化し、人材認定を行うものです。CCSPの知識体系には、最新かつ包括的で最適な運用を実施できるセキュリティ技術と、クラウドコンピューティング環境の総合的な知識が含まれており、クラウド特有のテクニカルな知識に加えて、コンプライアンスの知識、契約上の義務とセキュリティとの関連など、クラウド戦略、DX戦略を支える人材の育成に活かせる内容となっています。

CCSP認定資格取得に向けて

CCSP®認定資格取得には、日本語で開催しているCCSPトレーニングをご活用ください。
トレーニング中に、インストラクタや、クラスメートと交流することもできるので、おススメです。
詳しい開催日程、トレーニング内容は、CCSP CBKトレーニングセミナーのページより、ご確認ください。

CCSP CBKトレーニングセミナーを見る



CCSP 合格者の声

プロジェクト長 西田晴彦(50代)

ワールドスタンダードな論理的思考で、クライアントや経営層などに対して、説得力・信頼感のある施策の説明ができる様になります。
主任技師 中川貴之(40代)

セキュリティ技術者だけでなく、クラウドに関わるサービス開発者やセールス担当者などにも、是非修得して欲しい。
副主任技師 大崎光洋(40代)

CCSPが最も重視するのは可用性なんです。悪いやつは必ずいる。そのことを前提に考え、判断する力を求めてきます。

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