共に進める「中小企業DXまるごと相談（仮称）」のトライアルを開始
～高知県中小企業団体中央会の会員組合・組合員企業向けにDX推進のための困りごとのヒアリング＆相談対応～
高知県中小企業団体中央会
NTTアドバンステクノロジ株式会社
高知県中小企業団体中央会（以下：高知県中央会、所在地：高知県高知市、会長：久松 朋水）とNTTアドバンステクノロジ株式会社（以下：NTT-AT、本社：東京都新宿区､代表取締役社長：伊東 匡）は、全国中小企業団体中央会（以下：全国中央会）の協力をいただき、日本企業の90%以上を占める中小企業各社がDX（デジタルトランスフォーメーション）推進を検討する上での課題や困りごとを気軽に相談できる「中小企業DXまるごと相談（仮称）」のトライアルを11月1日から開始しました。
本トライアルは高知県中央会の会員組合および組合員企業を対象に実施し、従来、大企業中心に進められていたDXを中小企業に拡げ、より多くの企業におけるDX推進を加速させたいと考えています。
１．トライアル実施の背景と目的
コロナ禍においてリモートワークやDX推進のニーズが高まっています。しかしながら、中小企業においては、DX検討にあたり、ITスキルを保有する人材が不足しており、また関連する商品やサービスを提供する企業のWebサイトを見ても「どのサービスが適切か分からない」「どこからDXに手をつけたらよいか分からない」「特定のサービスに偏ってしまう」など、どのように社内のDXを進めていったらよいか悩まれています。
このような状況を踏まえ、高知県中央会とNTT-ATは、中小企業各社が真に困っている問題や課題を把握し、「現場の課題解決に本当に役立つDX推進検討のお手伝いができないか」「支援すべき事項や支援施策を可視化し、必要なサービスを提供できないか」などの思いから、初めての試みである「中小企業DXまるごと相談（仮称）」のトライアルを開始しました。今後、大企業中心に検討が進んでいるDXに対し、中小企業のDXを促進することで、より多くの企業におけるDX推進を加速させたいと考えています。
２．トライアルの概要
（1）内容・方法：
高知県中央会の会員組合および組合員企業各社を対象にDX推進への取り組みを検討する際の課題ヒアリングを期間限定で実施します。また、課題ヒアリングの中で、要望があれば個別相談や回答なども実施します。
NTT-ATが得意とするクラウドサービスを活用し、中小企業各社へのタイムリーな情報配信やヒアリング結果の集計を実施します。
今後のタイムリーな情報配信に役立てられるか、ヒアリング結果の収集や解析のスムーズな取りまとめという観点での調査も行います。
（2）実施対象：
高知県中央会の会員となっている組合（約230組合）・組合員企業各社（約20,000社）
（3）実施期間：
2022年11月1日から2023年2月28日まで
３．各社の役割
- 高知県中央会 ：トライアルフィールドの提供、会員組合・組合員企業へのトライアル実施依頼・調整
- 全国中央会 ：会員組合・組合員企業への新たな伴走支援の取り組みによる全国への展開検討
- NTT-AT ：トライアル実施、ヒアリング実施、ヒアリング結果の分析、アドバイス・回答、効果測定
４．今後の取り組みについて
全国中央会・高知県中央会・NTT-ATは、今回のトライアルにより得られた成果を基に、他県の中小企業団体中央会への展開を検討し、中小企業のDX推進に資するサービスとして提供できるように検討を進めてまいります。
※ 記載された会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載のデータは発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。
