J3TEL MultiDSLA
音声品質測定器
概要
MultiDSLAは、固定電話、携帯電話、IP電話等で利用される音声機器や、固定電話網、IP電話網のend~end音声品質評価が行えるアナライザーです。DSLAIIc型筐体は軽量小型であるため、フィールド試験でも利用可能です。
特徴
- PSTN、固定/携帯ハンドセットなどの物理インタフェースをサポート
- 次世代音声品質規格であるPOLQAに対応しているため、第4世代モバイル通信の品質評価が可能。
- GPSまたはNTPを使用して時刻同期をとることにより、物理的に離れた二拠点間でも正確な音声品質評価と片方向音声遅延測定が可能
主な仕様
システム構成
DSLAIIc型アナログインターフェースユニット
- 約72mm(H)x 218mm(W)x 200mm(D) 約3kg(梱包材とアクセサリを除く)
- 安全規格とEMC:CE Mark. FCC Part 15.
- 電源:100-240Vac Power Adaptor (UL、PSE、CE、FCC, CCC)、9-18Vdc、12W
- 動作温度:-2to + 40℃
- 2x アナログチャンネル
- 1x 10/100Mbps Ethernet
- アナログ電話回線、IP電話ハンドセット、ソフトフォン、携帯電話などに接続可能
- 外部機器制御用出力 (携帯“ボタン”、プッシュトーク、オッフフック、その他)
- P.863(広帯域)対応
測定値
- スピーチレベル測定 ITU-T P.56 Method B
- DTMF 検出 ITU-T Q.24、Bellcore TR-TSY-000181、EIA/TIA-464A
- 平均アクティブスピーチレベル20dBまでのスピーチ信号内のノイズ
- ピーク及び真のRMSレベル
- トーンバースト測定モード
- ダブルトーク測定(両チャンネルにスピーチが存在する測定時間のパーセンテージ)
- リニアリティ 0.1dB レベル -60 - +10dBm
- リニアリティ 0.1dB 周波数 20Hz - 14.8 kHz
- ノイズフロア -85dBm 以下
- 測定レベルレンジ -75dBm - +19dBm
- 測定可能最小平均アクティブスピーチレベル -65dBm
- 4-ワイヤ入力のダイナミックレンジ 104dB
テストイメージ

※遅延測定が必須の場合は、ユニットごとにGPS機能が必要になります。
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