2019年05月13日
NTT-AT、米Wave2Waveおよび伯東との三社間で
光配線切替ロボット「ROME」の国内独占販売契約を締結
NTTアドバンステクノロジ株式会社
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木村丈治)は、米Wave2Wave(ウェーブツーウェーブ)Solution Corporation(以下:Wave2Wave、本社:カリフォルニア州フリーモント、CEO:David Wang)社製の光配線切替ロボット「ROME」(Robotic Optical Management Engine)シリーズの販売において、輸入商社の伯東株式会社(以下:伯東、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:杉本 龍三郎)との三社間で日本国内独占販売契約を締結いたしました。
「ROME」シリーズは、ネットワーク開発ラボおよびデータセンタ運用に必要不可欠な機器間の配線切替をロボットによる光ケーブルのつなぎ替えで実現します。これにより、ヒューマンエラーの防止、配線管理の省力化、切替作業時間の短縮など、労働生産性向上およびコスト削減効果に貢献します。
契約締結に至った背景
現在、ネットワーク開発ラボおよびデータセンタ運用における装置間の光ケーブルの配線作業は、主にパッチパネル上の光コネクタを人手で接続しているため、ヒューマンエラーによる事故の発生や不十分な作業履歴管理によるセキュリティレベルの低下、切替作業の長時間化などの課題があります。
ROMEシリーズは、人手で行っていた装置間の光ケーブル配線切替をロボットによって実現することで、こうした課題を解決するとともに、エレガントな配線、配線管理の省力化、リモートでの切替変更など、今後、労働人口が減少する中で、光配線ロボットを活用した自動化により労働生産性向上に貢献することが期待されます。
NTT-ATは、ROMEシリーズの光学特性を確保するための光ケーブルの物理接続、また装置内部で絡むことのない光ケーブルの配線設計等のクロスコネクト方式に着目し、それまで国内唯一のROMEシリーズの輸入商社であった伯東とともに、NTT-ATの得意とするネットワーク市場へのプリセールスを実施したところ、現在抱えている課題の解決や導入効果をご理解いただくなど、大きな反響がありました。
ROMEシリーズは、人手で行っていた装置間の光ケーブル配線切替をロボットによって実現することで、こうした課題を解決するとともに、エレガントな配線、配線管理の省力化、リモートでの切替変更など、今後、労働人口が減少する中で、光配線ロボットを活用した自動化により労働生産性向上に貢献することが期待されます。
ROMEシリーズの概要
ROMEシリーズのラインナップは、メインとなるLCおよびSCコネクタを収容するROME500(512芯)のほか、主にデータセンタで利用されるMPOコネクタを収容可能なROME64Q、128Q(512芯、1024芯)、大規模収容が可能なROME MAX、MAXT(1600芯、2000芯)を揃えており、お客様のニーズに応じて提案することが可能です。
技術のポイント
日本国内独占販売開始
2019年5月13日
なお、NTT-ATは昨年度日本国内において4台販売済みです。
なお、NTT-ATは昨年度日本国内において4台販売済みです。
販売価格
お客様の所有する機器の数量や設置状態などに合わせて最適なご提案します。提案価格はその都度お見積りさせていだきます。今後の展開
NTT-ATは、ROMEシリーズを国内で独占販売するともに、お客様への導入をサポートし、またユーザの要望に応じた製品とするため、Wave2Wave、伯東と協力して、ROMEシリーズの魅力を向上します。
*ネットワークトポロジ:⇒コンピュータネットワークの接続形態のことで、ネットワークにおいて PC、サーバ、スイッチ等の機器(ノード)がどのような形で接続されているかを表すこと。
※ 本文中に記載された社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
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