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"答えてよいこと/いけないこと"を自然言語で柔軟に制御する ー F5 AI Guardrails ー GenAI Guardrail機能のご紹介
2026.09.25
「F5 AI Guardrails」は、生成AIの入力と出力をリアルタイムに監視・制御し、攻撃や機密情報の漏えいを防ぐAIセキュリティソリューションです。
「F5 AI Guardrails」のGenAI Guardrail機能では、自然言語で独自のガードレールを作成できるため、「何を答えてよいか」「何を答えてはいけないか」を利用シーンに合わせて柔軟に定義できます。
利用用途に合わせてより安心・安全なAI利用環境を整える方法をご紹介します。
1.概要
「F5 AI Guardrails」は、生成AIの入力と出力をリアルタイムに監視・制御し、プロンプトインジェクションなどの攻撃や機密情報の漏えいを防ぐAIセキュリティソリューションです。
このコラムでは、「F5 AI Guardrails」のカスタムガードレール機能の一つ、GenAI Guardrail機能の設定方法についてご紹介します。
2.カスタムガードレールの種類
「F5 AI Guardrails」では、予め用意されたガードレールのほか、カスタムガードレールを作成し、ユーザー独自のポリシーを定義することができます。
カスタムガードレールには、以下の3種類があります。
| GenAI Guardrail (自然言語ベースのポリシーに基づく制御) | Keyword Guardrail (キーワードベースの制御) | Regex Guardrail (正規表現ベースの制御) |
|---|---|---|
| 自然言語で記述したポリシーに基づき、適応型AIを用いてプロンプトや応答の文脈や意図を理解し内容を評価・制御する | あらかじめ定義した特定の単語やフレーズに一致する入力・出力を検知し、制御する | 正規表現パターンに基づいて、メールアドレスやAPIキーなどの特定形式のデータを検知し、制御する |
3.GenAI Guardrailの作成
「Playground」から、右上の「Build a custom guardrail」をクリックします。 Guardrail typeは 「GenAI Guardrail」を選択します。
「Name」に任意の名前を入力、「Description」にて自然言語でルールを定義して、「Save」をクリックします。ここでは一例として、企業内部の財務予測データの情報漏えいを検知するためのGenAI Guardrailを作成しています。
※ルールの定義は日本語でも可能ですが、推奨は英語となっています。
「Save version」をクリックします。
4.ガードレールの動作テスト
作成したガードレールをテストするには、「Test」トグルスイッチを選択します。
プロンプトを入力して期待通りにガードレールが動作するか確認することができます。ブロックしたガードレール名のリンクをクリックすると、ガードレールの編集画面に戻ります。
5.ガードレールの公開
作成したガードレールを公開するには、「Publish」をクリックします。
作成したガードレールをプロジェクトで利用できるようにするには、「Allow opt in」をクリックします。
6. ガードレールをプロジェクトに設定
作成したガードレールをプロジェクトに設定します。「Projects」から対象のプロジェクトを開き、「Add/remove guardrails」をクリックします。
作成したガードレールを選択して、「Add」をクリックします。
デフォルトではガードレールは有効になっていません。「Enable」トグルスイッチから有効にします。
7.プロジェクトのテスト
最後に、プロジェクトのテストを行います。プロジェクトでガードレールが有効になっていることを確認するには、「Chat」の「New chat」を開きます。「Project」と「Chat with」を選択して、プロンプトを入力し期待通りに動作するかをテストします。
「Logs」でも、作成したガードレールがポリシーに違反したプロンプトを検出してブロックしていることを確認できます。
8.まとめ
「F5 AI Guardrails」のカスタムガードレール機能の一つ、GenAI Guardrailの作成方法をご紹介しました。
利用用途に合わせてより安全に生成AIを活用するために、是非ご活用ください。
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このコラムは、NTT-ATのF5製品にかかわるエンジニアが、独自の視点で、F5製品に関する技術を記事にしたものです。
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