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Postmanを用いたAS3によるBIG-IPへの設定投入

2026.03.23

毎回の設定投入に時間を取られたり、手作業ゆえのミスに悩んでいたりする運用担当の方に、“AS3 と Postman なら、BIG‑IP の構成をまるごと宣言型で管理して、確実に一括自動化できます” というお話です。作業負荷を大きく減らしながら、運用の再現性と品質を高められる方法を紹介していきます。

1.概要

Virtual Server等の設定投入や設定・状態確認方法の一つとしてAS3(Application Service 3)を使う方法があります。AS3とはF5社が提供している、BIG-IPの設定をJsonフォーマットで宣言できる仕組みです。AS3を利用すると1回のAPIリクエスト(iControl REST API)で複数の設定をまとめて反映させることが可能です。本記事では、PostmanのCollectionを活用して、BIG‑IPに効率よくAS3で設定を投入する方法を説明します。なお、AS3のインストール手順につきましては、F5社の”F5 BIG-IP Application Services 3 Extension Documentation”を参照ください。

2.PostmanのCollectionとはなにか

Postmanは、サンフランシスコにあるソフトウェア企業が提供している、APIを設計、構築、テストを行うためのAPIプラットフォームです。Postmanを使うことで、GUIで操作するため、コードを書かずにAPIを実行できます。さらに、PostmanのCollectionと呼ばれる、APIリクエストを整理・保存し、共有・自動化できる機能を使うことでプロジェクト別にAPIを整理したり、URLやファイルの共有、テストやリクエストの連続実行までおこなえます。

API実行のイメージ

3.Postmanを使ったCollectionの作成手順

Postmanを使ったCollectionの作成手順について説明します

コレクション作成のイメージ

4.AS3を使ったAPIの登録と実行方法

APIリクエストに記載するAS3のサンプルコードにつきましては、F5社の資料を参照ください。

API実行のイメージ

5.実行結果の確認

APIリクエストの実行結果です。

6.まとめ

  • AS3 を使えば BIG‑IP の設定をAPIでまとめて投入できる

  • Postman の Collection を使うことで、複数のリクエスト管理や一括実行が容易になる

  • AS3 宣言を構成し、Postman から API リクエストとして送信することで、効率的な自動化が可能になる

これにより、従来の GUI 操作では難しい、再現性の高い構成管理や複数装置への一括投入が実現できます。

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Postmanを用いたAS3による BIG-IPへの設定投入

このコラムは、NTT-ATのBIG-IP専任のエンジニアが、独自の視点で、BIG-IPに関する技術を記事にしたものです。
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