LC コネクタ最大96 端子の研磨が可能に独立加圧式の利点はそのままに、メンテナンス性が向上~新型光コネクタ研磨機『ATP-3200』を販売開始~
2018年07月05日

LC コネクタ最大96 端子の研磨が可能に
独立加圧式の利点はそのままに、メンテナンス性が向上
~新型光コネクタ研磨機『ATP-3200』を販売開始~

NTTアドバンステクノロジ株式会社

NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木村 丈治)は、低コスト・高品質研磨を同時に実現した光コネクタ研磨機「ATP-3000」の後継機として、LCコネクタ最大同時研磨数を2倍、メンテナンス性も向上した新製品『ATP-3200』を2018年7月中旬から販売開始します。

『ATP-3200』は、開発品の多品種少量研磨から、オプション装着によりMPOコネクタ48端子、LCコネクタ96端子の大量研磨生産まで対応します。

背景

近年、IoTビジネス・モバイルインターネットの拡大に対応するため通信機器の設置数が増加し、そこに使用される光コネクタの需要が増加するとともに、多心コネクタやより高品質の光コネクタの需要が高まっています。同時に、光コネクタの低コスト化も切迫した課題となっています。

光コネクタの性能は、端面の形状や精度により大きく左右されます。つまり、端面研磨の仕上げが光コネクタの品質に直結するため、安定した品質のコネクタを製造するためには、安定して精度の高い研磨ができる装置が必要です。また、一度に多くの光コネクタを処理できれば、1個あたりの製造コストを抑えることができます。

このような要求を背景として、高品質な研磨と同時大量研磨の両方を実現可能とする『ATP-3200』が開発されました。

ATP-3200
【ATP-3200の外観】  
【2つの治具を搭載可能】

少量試作から大量生産まで

NTT-ATの光コネクタ研磨機「ATP-3000」は、その性能と汎用性から国内外で高い評価を得ています。規格品の光コネクタはもちろん、開発品の試作研磨から多品種少量生産、大量生産まで対応し、従来機「ATP-3000」は最大22端子の研磨に対応しています。

今回の新製品『ATP-3200』では、少量研磨はもちろんのこと、治具2台搭載に対応したことで、オプション装着と併せて、最大でMPOコネクタ48端子、LCコネクタ96端子の大量同時研磨を実現しました。

NTT-ATの光コネクタ研磨機の特徴

独立加圧方式

一般的な光コネクタ研磨機は、研磨するコネクタをまとめて固定する一括加圧方式であるため、最も多く削る必要があるコネクタに合わせて研磨すると、他のコネクタは削り過ぎてしまいます。

今回販売を開始する新製品『ATP-3200』を含めNTT-ATの光コネクタ研磨機は、独立加圧方式を採用しており、コネクタ1個ごと個別に加圧されるので、それぞれのコネクタの適切な研磨量で完了し、削り過ぎを防ぐ仕組みとなっています。

独立加圧方式には他にも、SC、FC、STコネクタと2.5 mm径フェルールなど、異なる種類のコネクタ・フェルールの同時研磨が可能であることや、ダミーコネクタを使用しなくても1個から研磨が可能であることなどのメリットがあります。

1端子から研磨ができるため、特殊な材質の研磨や工程改善など、リスクを伴う研磨プロセスの評価を低コストで実施でき、さらにコマを追加するだけでそのまま量産体制の構築が可能となります。
【独立加圧式で異なるコネクタの同時研磨が可能】

独自の研磨軌跡

NTT-AT製の研磨機は、独自の研磨軌跡で研磨フィルム全面を有効に使い、無駄を最小化します。さらに研磨軌跡の重なりが少なく、研磨によるフェルールのキズも最小限に抑えます。

高いメンテナンス性

光コネクタ研磨機は、使用頻度や使い方にもよりますが一年に一度は研磨機をメーカに送り返してオーバホールを行うのが一般的です。しかし、NTT-AT製の研磨機は、メンテナンス性に優れ、自分で消耗部品を簡単に交換できます。メンテナンスによる稼働停止期間およびコストを削減できます。『ATP-3200』は、さらに研磨くずが付着しにくい構造にし、研磨機の整備がより簡単になりました。

製品仕様

品名 ATP-3200
タイプ 卓上据え置き型
外形寸法(mm) W:300×D:430×H:290
重量 約25kg
電源/消費電力 AC100~240 240W

販売方針

直販および代理店販売 (7月中旬からご注文受付開始、9月より順次出荷いたします。)

価格

オープン価格
 


このニュースへのお問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社
グローバル事業本部
光プロダクツビジネスユニット
光コネクタ研磨機担当

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