協調型無線LANソリューション「WiConductor」を11月から提供開始
2017年10月24日

協調型無線LANソリューション「WiConductor」を11月から提供開始

~ スタジアム、学校、ショッピングモールなどアクセスポイントが密集する環境でも通信品質を向上 ~

NTTアドバンステクノロジ株式会社

NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木村丈治)は、NTTが開発した無線リソース制御機能※1 が搭載された制御エンジンをもとに、スタジアム、学校、ショッピングモールなど、アクセスポイントが高密度で配置される環境下でも無線LAN通信品質を向上させる協調型無線LANソリューション「WiConductor」(ワイコンダクター、商標出願中)を、2017年11月1日(水)から提供を開始します。

「WiConductor」は、膨大な無線LANアクセスポイントを集中制御する制御エンジンを組み込んだ無線LANシステムであり、ネットワークに実装することで、干渉を解決する最適設定をアクセスポイントに施して、高密度アクセスポイント配置環境における無線LAN通信品質が低いエリアを底上げし、全体的な無線LAN品質の向上を実現いたします。

これにより、動画視聴やイベントでのアプリケーション一斉利用などの他、新しいネットワークサービスを支えることが可能となり、お客様へのスピーディかつユーザビリティな無線LANサービスの提供が実現可能となります。

背景

近年、スマートフォンなどのモバイル端末の普及が進み、無線LANの需要が急速に増加しており、スタジアム、学校、ショッピングモールなど高密度なアクセスポイント(以下AP)配置が要求されるケースが多くなってきています。反面、高密度AP配置においてはAP同士の干渉による無線LAN通信品質の低下の問題が発生しやすい状態となり、ユーザへの無線LANサービス提供において大きな問題が生じることが懸念されます。

無線LAN通信品質を高めるには、現地調査(サイトサーベイ)を行い、干渉を回避するようにAPの置局設計が必要です。しかし、高密度AP配置環境の場合、そのAP台数が膨大なため、各AP間の設置・設定条件など置局設計に多大な時間や労力がかかり、調査費用が増大するという課題があります。加えて有スキル人材の確保といった課題もあります。

これらの課題を解決するため、NTT-ATは、これまで培ってきた無線LAN置局設計・構築技術に加え、NTTアクセスサービスシステム研究所が開発した無線リソース制御機能(NTT特許技術)※1が搭載された制御エンジンをもとに、高密度AP配置環境においても無線LAN通信品質が低いエリアを底上げし、全体的な無線LAN品質の向上を実現する協調型無線LANソリューション「WiConductor」を提供いたします。

「WiConductor」の概要

「WiConductor」は、最適な無線リソースを計算する制御エンジンと制御エンジン配下にて動作するAP※2からなる無線LANシステムを提供するものです。これにより、高密度AP配置環境において従来のシステムでは難しかった広範囲での無線LAN通信品質を底上げし、全体的な無線LAN品質の向上を図ることができますので、高密度AP配置環境でのアプリケーションサービス導入をご検討されているお客様に最適な無線LANソリューションです。また、制御エンジンを用いた置局設計シミュレーションのサービスも対応可能です。

※1:日本電信電話株式会社報道発表「スタジアムなどスマートフォン・タブレットが密集する環境でも通信速度を向上させる無線LAN 技術を開発」(2017 年10 月19 日)
※2:事前に制御エンジンへのライブラリ登録、動作検証が必要です。

 

「WiConductor」のシステム概要
「WiConductor」のシステム概要

「WiConductor」の特長

1) 高密度AP配置環境における自動的な無線環境情報の収集と各APへのパラメータ設定が可能です。
2) APマルチベンダー対応なので既設、新設のお客様ご要望にフレキシブルに対応できます。
3) 特定のエリアのみ無線LAN通信品質の底上げをさせることが可能です(プレミアムエリアの構築)。
4) 無線環境情報データがあれば制御エンジンによる置局設計シミュレーションを行うことができます。

ターゲット

スタジアム、学校、ショッピングモールなどへの無線LAN 導入提案を行っているSIer様など。

サービス提供範囲

  • 制御エンジンと制御エンジン配下にて動作するAPによる無線LANシステムの提供
  • 制御エンジンを用いたシミュレーションによる置局設計支援サービスの提供

提供価格

オープンプライスです。お問い合わせください。

販売目標と今後の展開

  • 2018年度、1億円を目指します。
  • 高密度アクセスポイント配置環境における無線LAN通信品質が低いエリアの底上げに対するニーズに応じるため、NTT-ATの無線LAN置局設計・構築技術と合わせてスタジアム、公衆エリアなどへの無線LANサービスの展開を目指します。

※文中記載の社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
※ 「WiConductor」(ワイコンダクター)」は商標出願中です。


このニュースへのお問い合わせ先

NTTアドバンステクノロジ株式会社
ネットワークソリューションビジネスユニット


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