ホーム > ニュース(2011年度) > 「Webアクセスシェイパ」をクラウドサービスで提供開始
2011年11月29日
NTTアドバンステクノロジ株式会社
近年、イベントや交通機関のチケット購入、ホテルやスポーツ大会参加予約など、Webサイトからの申し込み、購入/決済処理可能なWebサービスが広く利用されています。予約/発売開始時には一時的にWebアクセスが集中し、Webサイトにつながらない、決済ページに遷移できない、決済処理中にエラーになる、といった問題が発生することがあります。こうした問題に対してクラウドなら、季節的な要因や月末/期末処理など「時期」「ピーク」を予期できるWeb混雑であれば一時的なリソース追加による対応も可能です。しかし、セール/イベントなど人気によりアクセス数が不明である、TVやニュースで突然話題となる、あるいは自然災害など不測の事態により急激にアクセスがス集中する場合は、即時に対応するのは難しいのが現状です。
「Webアクセスシェイパ」は、アプリケーションレイヤでのWebアクセス最適化により、Webアプリケーションを高速かつ安全に社内および外部ユーザに提供可能とするアプライアンスで、NTT未来ねっと研究所が開発した技術を基にNTT-ATが2007年11月より販売しています。
例えば、Webサーバからのレスポンスを常に監視することでWeb混雑を検知し、サーバの処理性能以上のセッション転送を停止することでサーバダウンを防止します。また、購入や登録などで用いるSSLセッションから優先的に接続することで重要なWebアクセスのレスポンス時間の悪化を防ぎます。さらに、収集する統計情報を分析し、Web混雑のピークを把握することで適切なリソース(サーバ等)の配置を検討することが可能です。通常はロードバランサとしてもご利用いただけます。
今回、クラウドでのサービス提供を開始する「Webアクセスシェイパ・クラウド」は、最もご利用いただいている「Webアクセスシェイパ」アプライアンス版の機能に絞り込み、基盤部分は、NTT Comの運営するクラウドサービス(Bizホスティングベーシック)を使用して提供します。初期投資を抑えた月額の料金体系とし、必要な期間だけ利用いただけます。また別途、有償(200万円~・コンサルティング含む)で、クラウド上でもアプライアンスで提供する全機能をご利用いただけるサービスも併せて提供します。詳細は、お問い合わせください。
| 提供機能 |
| ① | 不測の事態に備えたWeb混雑対策機能(サーバダウン回避) Webサーバ、データベース(DB)の処理性能を上回るWebアクセス集中にはサーバへの転送を停止してサーバダウンから守り、クライアントにメッセージを返信します。 | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ② | 統計情報機能(設備計画の指標としてWeb混雑のピークを把握) | |||||||||||||||
| ③ | 過剰アクセス対策機能(Web混雑時のクローラ、買占め対策) クローラや買占め対策にWeb混雑中は過剰なアクセス(IPアドレス)に対して接続制限(非優先化)を行い、Web混雑の解消後はその制限を解除します。遮断とは異なりWeb混雑時のみ機能するため、運用が容易です。 | |||||||||||||||
| ④ | 重要セッション(SSL)の優先接続機能 Web混雑時SSLセッションを優先して接続させます。 | |||||||||||||||
| ⑤ | ロードバランサ(負荷分散装置)機能
注)性能数値は、最大値でありクラウド上ではベストエフォートでの提供となります。 |
| アプライアンス装置での導入例 |
また、「事例バンク」(http://jireibank.jp/ リードプラス株式会社 提供、会員登録が必要)にて、以下の事例を公開しています。
| 販売価格(税込) |
| 初期費用 | 210,000円 | 初期設定を含む |
|---|---|---|
| 月額使用料(前払) | 99,750円 | 1,197,000円(年間) |
| 年間契約割引(年払) | 957,600円 | 月額使用料20%割引 |
上記の価格には、指定スペックのNTT Com Bizホスティングベーシックの使用料を含みます。
また、本アプリケーションの保守(平日9~17時、メールによる問い合わせ)が含まれます。
月単位の契約/解約が可能ですが、再開する場合は再度初期費用が必要になります。