R.T.さんとH.H.さんとH.F.さんが揃っている写真

CROSS
TALK

ホンネで語る
キャリア入社社員座談会

前職を経てキャリア入社した3人の社員。キャリア入社社員はどのようなオモイをもって企業を選び、仕事と向き合っているのか。異なる経歴を持ち異なる分野で活躍する彼らに、NTTアドバンステクノロジ(以下NTT-AT)に出会うまでの経緯や入社後の経験、未来の展望をホンネで語ってもらいます。

MEMBER PROFILE

座談会メンバー紹介

RTの写真

R.T.

NWセキュリティマネジメント事業本部

テクニカルイノベーションビジネスユニット

2018年入社

※取材当時

出身地は宮城県。学生時代はテニスと歌に熱中。しばしばカラオケに行って、幅広いジャンルの歌を歌っていた。最近の休日は近所へ散歩に出かけたり、食べ歩きをしたりと、外に出かけてリフレッシュすることが多い。

HHの写真

H.H.

セキュリティ事業本部

セキュリティサービス&ソリューション

ビジネスユニット

2019年入社

※取材当時

千葉県出身。学生時代はバレー部に所属し、レフトを担当していた。3歳の猫を2匹飼っており、仕事終わりや休日は一緒に遊ぶ。最近はYoutubeで猫が視聴するための動画がアップロードされているので、その動画を2匹の猫に見せるのが日課。

HFの写真

H.F.

ラピッド開発センタ

データ流通サービス技術プロジェクト

2019年入社

※取材当時

出身地は大阪で、2018年に上京。学生時代にはスクリプト言語を用いて、ブラウザゲームを作ったことがある。最近は家族と過ごす時間が多いため、ゲームなど家族で楽しめる遊びを模索中。

THEME 01

NTT-ATに出会うまで

本日は、キャリア入社された皆さんに、NTT-ATに入社するまでの経緯や実際に働く中で経験したエピソードなどざっくばらんにお話しいただきたく、お集まりいただきました。よろしくお願いいたします。早速ですが、自己紹介をお願いします。

H.F.

私は現在、当社の製品であるコールセンター向けソリューション「MatchContactSolution」の開発に、UI(※1)チームのチームリーダーとして携わっています。この製品は、コールセンターでお客様への応対をする際に必要な、よくあるお問い合わせ内容とその回答を蓄積するシステムで、コールセンター業務の効率化を図るために開発されました。主に、UIおよびUX(※2)の向上を目的としたデザインの仕様や画面設計について検討するデザイン会社との窓口業務などを行っています。

  1. UI
    User Interfaceの略称。コンピュータと利用者をつなぐ窓口のような存在のことを指す。たとえば、フォントやデザインなどがUIに含まれる
  2. UX
    User Experienceの略で、人がモノ・サービスを利用して得られる経験のことを指す

H.H.

情報セキュリティコンサルタントとして、課題を抱えている企業様から依頼を受け、セキュリティのベストプラクティス(※3)(NIST Cybersecurity Framework、Information Security Management Systemなど)を利用した調査、分析を行うのが私の仕事です。課題解決に向けた改善提案をはじめ、セキュリティ体制の強化、情報セキュリティに関するマニュアルなどの整備支援を行っています

  1. ベストプラクティス
    効果を得るのにもっとも効率の良い活動のこと、またそのシステムそのものを指す

R.T.

私は、Wi-Fi機器検証サービスを担当しています。主にSIerや開発ベンダー向けに、お客様が自社で開発、販売しているアクセスポイント(※4)の性能を計測し、評価する業務を担当しています。たとえば、ルーターのようなネットワーク機器に、何台まで繋げるか、またその速度などを測っています。加えて、検証ソリューションという商材の営業推進担当として、提案資料の作成および確認をはじめ、案件の進捗管理や完了報告書の準備と納品対応なども行っています。

  1. アクセスポイント
    ノートパソコン、スマートフォンなどの無線端末を接続したり、有線LANなどに接続したりする無線機のことを指す

H.H.

入社した時期は近いですが、お会いするのは初めてですね。お二人がNTT-ATへの入社を決めたきっかけは何でしたか。

H.F.

前職ではゲームソフトの開発会社でコンシューマゲームやソーシャルゲームなどの、制御部分の受託開発をしていました。メインプログラマとしての実装業務と並行して、プログラムチームのリーダーとして作業見積もりやチームメンバーの作業進捗およびスケジュールの管理なども行っていました。しかし、実装業務と管理業務を両方こなすのは想像以上に難しく、残業や休日出勤のために自己学習の時間が取れない状態が続いてしまったのです。今後のことを考えたときに、これまでの経験、実績を生かしてキャリアアップできる場所に転職してスキルの向上を図りたいと思うようになったというのが一番のきっかけでしたね。

H.H.

その中でNTT-ATを選んだ理由についてはいかがですか。

H.F.

NTT-ATはNTTグループの確かな基盤と長い歴史があり、キャリアアップに必要な環境や、働きやすい制度がきちんと整っていると感じました。また、前職が全く違う業界ということで、今まで培ってきた経験や知識が大きな武器になるのではないかと考えたことも決め手の一つでしたね。

R.T.

私は前職で、ネットワークエンジニアとして、携帯電話基地局への進捗管理などの指示出しや携帯電話設備のシステム設計およびお客様折衝、ネットワーク機器の設定作業、Wi-Fi電波測定などを行っていました。そして、転職する際に、エージェントに紹介していただいたいくつかの企業の中で、NTT-ATの検証サービスの求人が目に留まりました。学生時代にプログラミングや電波についての研究を行っていたため、かねてより検証に興味があったこと、また企業を探す上で重視していた条件をNTT-ATが満たしていたことで入社を決めました。

H.F.

企業を探す上で重視していたこと、というと。

R.T.

最も重要視していたのは、経営の安定性です。NTT-ATはNTTグループなので、安定しているイメージがありました。また、給与水準が前職と同等であることや、勤務地が首都圏であることなども重視していました。ちなみに、入社の一番の決め手は、スピード感。他の企業も受けている中で、NTT-ATは面接時期と採用の連絡が最も早く、誠実な印象を受けたので、すぐに入社を決めました。

H.H.

確かに。スピード感は大切ですよね。私は前職でシステム会社に所属し、大手カード会社のセキュリティ推進部署に常駐していました。常駐先では主に、クレジットカード情報や取引情報を保護するセキュリティ基準を維持するための支援業務を行いました。転職を決めたのは、ステップアップのためです。今後のキャリアについて検討を始めた頃に、人材紹介サイトを経由してNTT-ATにお声掛けいただき、職務内容が私の希望に近いアセスメント業務(※5)であったため、入社を決意しました。面接では私自身がこれまで取り組んできたことややりたいことを丁寧に聞いていただき、終始和やかな雰囲気で会話できたことも入社理由の一つでした。

  1. アセスメント業務
    情報を収集、分析し、課題を把握し評価する業務のこと
H.H.さんの話を聞くR.T.さんとH.F.さんの写真
笑顔で話を聞くRTの写真

THEME 02

ゼネラリストとして、
日々の業務に向き合い続ける

R.T.

皆さんは、入社後に苦労したことってありますか。私は検証という業務に初めて携わったので、機器のバージョン管理や事前の機器仕様の確認など、押さえておくべきポイントが分からず、品質の確保ができないまま案件を進めてしまったことがありました。その結果、前の工程に戻ってやり直さなければならなくなり、周囲に迷惑をかけてしまいました。

H.H.

それは大変でしたね・・・。改善するために、何か取り組まれたのですか。

R.T.

この経験を経て、失敗の多くは関係者とのコミュニケーション不足によるものだと痛感しました。日頃から十分にコミュニケーションが取れていれば、事前に回避できた問題も多かっただろうなと。むしろ、こちらからきちんとコミュニケーションを取らないと、周囲もフォローしづらいですよね。最近では、周囲とのコミュニケーションに重点を置くようにしています。入社したとき、NTT-ATは知的で落ち着いた雰囲気の企業だと思いました。そういった雰囲気が自分には合っていて、居心地よく働けています。

H.F.

コミュニケーションの大切さは、私も日頃から感じています。私の場合は、作業の効率化に苦労しました。前職では終わらなかった作業については残業して時間をかけることで解決することが多かったのですが、NTT-ATでは定時退社の目標が掲げられています。そのため、作業を効率化して定時内に終わらせるよう常に考えながら作業を進める必要があります。

R.T.

確かに、NTT-ATではスピード感をもって仕事をこなすことが重視されていますね。Fさんはどのように効率化を意識されていますか。

H.F.

自身で対応策を検討することはもちろんですが、一人で作業を抱え込まないことも大切です。上司や同じチームのメンバーに状況の説明や相談を行い、協同で対応することで作業を平均化しました。効率的に時間を利用するためにも、周囲とのコミュニケーションは不可欠だと実感します。

H.H.

NTT-ATは、上司や先輩方のアドバイスやバックアップが的確ですよね。これまで常駐していた企業では、営業や事務関連業務、案件遂行までをそれぞれ分業しているところが多かったのですが、NTT-ATではそれらを分業せずにすべてこなす必要があります。技術職とはいえ、プロジェクトやチームに貢献するには売り上げが大きな指標の1つとなるので、営業活動が重要になってきます。今まで売り上げを意識して仕事をすることがなかったため、分からないことも多く苦労しています。そういった場合には、すぐに上司や先輩方に相談し、アドバイスをいただくようにしています。

R.T.

上司や先輩方からはどのようなアドバイスをいただいたのですか。

H.H.

たとえばお客様から改善要望をいただいたとき、初めはすべてのご要望に応えなければならないと思っていました。しかし、ときにはそのご要望にあえて反対することが、最善であるケースもあります。その判断の方法などは、上司や先輩方から丁寧に教えていただきましたね。自分自身でも、お客様との向き合い方は模索しているところで、一つひとつチャレンジするのが面白いです。

H.F.

いずれの部署においても、ひとつの業務に集中して取り組むスペシャリストというよりは、いくつかの業務を並行して極めていくゼネラリストのような業務が多いかもしれませんね。

R.T.さんとH.H.さんとH.F.さんが笑い合う写真
笑顔で話を聞くHHの写真

THEME 03

蓄えた経験と、新たなチカラ

H.F.

先ほど前職でのご経験をお伺いしましたが、皆さんはNTT-ATで働いていて、前職のご経験が生きていると思うことはありますか。Hさんは前職も情報セキュリティに携わっていたということで、生かせることが多そうです。

H.H.

そうですね。情報セキュリティコンサルタントは自分の蓄積した経験を生かしていく仕事なので、お客様から具体的な事例やご自身にもたらされるメリットを聞かれたときに説得力のある返答がしやすいところは、前職の経験がダイレクトに生きていると感じます。これまでの経験や知識を生かして、会社に貢献したいと考えています。

R.T.

私も、蓄積した経験や知識の重要性を感じています。技術面で言えば、私が携わっている検証の分野ではまず検証する対象機器への理解が必要不可欠なので、前職でSIerとして培った基礎知識が役立っています。また、営業の業務に関しても、提案のための資料やプレゼンテーションのノウハウはこれまでの社会人経験が役立っているところだと思います。Fさんはいかがですか。

H.F.

私は、前職でのアジャイル開発(※6)の経験が現職に生きています。現在携わっている製品の開発に採用されているアジャイル開発の経験者として、私はスクラムマスター(※7)に手本を見せながらフォローする役割を担っています。今回の開発チームにはアジャイル開発の経験者がいなかったため、私がアジャイル開発の基本的な運用ルールなどのレクチャーを行い、チーム全体の作業が効率よく円滑に進むようサポートすることができました。

  1. アジャイル開発
    システムやソフトウェア開発におけるプロジェクト開発手法のひとつ。大きな単位でシステムを区切る ことなく、小単位で実装とテストを繰り返して開発を進める。従来の開発方法に比べて開発期間が短縮されるため、アジャイル(素早い)と呼ばれている
  2. スクラムマスター
    チームで仕事を進めるための枠組みを設定し、プロジェクトを円滑に進める役割を担う。チーム全員 が枠組みを理解した上で開発を実践しているかどうか、常にチェックする役割を担う

H.H.

皆さんそれぞれ、前職の経験を生かしているのですね。次は私からも質問しても良いですか。入社してから新たに身につけたスキルや成長したと感じる部分についてお伺いしたいです。

R.T.

今は規模の大きい仕事も多く、前職以上に一般常識を超えたネットワーク関連の知識が必要不可欠です。そういった知識の数々が、働く中で自然に身についていると強く感じます。また、前職は技術者として営業を補助する立ち位置で仕事をしていましたが、現職は自分が主導する営業の仕事も多いので、プレゼン能力についてはNTT-ATに入社してからさらに成長したのではないかと思います。

H.F.

私は、コミュニケーション能力がついたと思っています。要件定義や仕様作成といった上流工程の業務を行うことが増え、協力会社との窓口業務やお客様のご要望のヒアリングを通して人と話すことが多くなったため、自分の考えを相手に伝えられるようになってきました。

R.T.

H.F.さんはチームリーダーもされているとのことなので、チームの進捗管理などの面でも得られるものが多そうですよね。

H.F.

おっしゃる通りです。担当するチームのメンバーに対して作業指示や進捗確認をするだけでなく、開発全体の状況を把握して行動する必要があるので、リーダーとしてのスキルも成長していると感じています。H.H.さんはいかがですか?

H.H.

私は、失敗を次に生かす能力がついたと思っています。NTT-ATは、品質管理など様々な面で厳格なチェックが入ります。その都度問題点が可視化されるので、それらを素直に受け止め、より高いパフォーマンスで仕事に取り組めるようになりました。

H.F.さんの話を聞くR.T.さんとH.H.さんの写真
話を聞くHFの写真

THEME 04

それぞれが描く未来

H.F.

皆さんは将来の目標や、身につけたいスキルはありますか。

H.H.

私は、2020年7月から主任技師に昇格しました。これまで以上にチームに貢献することはもちろんですが、業務の企画、進行をはじめ、部下の育成など、管理職に求められる役割を果たせるように努力していきたいと思っています。

R.T.

私は現在、新人の育成をひかえているので準備を進めています。新入社員の受け持ちは初めてです。これまで協業する企業の方に業務の指導を行うことが何度かあり、その中でも個性やレベルに合わせて指導することの難しさを感じてきました。まっさらな状態から始める新入社員であればなおさら、丁寧な指導が必要だと思います。言葉では理解していても、本質的には理解できていないケースが多くあると思うので、きちんと理解してもらうためにどう指導していくか考えることが今後の課題です。H.F.さんに指導のコツを教えていただきたいくらいです(笑)。

H.F.

私で良ければ今度ぜひ(笑)。私は今後もスクラムマスターとしての経験を積み、スクラムチームの運用などのノウハウを、他の開発チームにも伝えられるようになりたいです。また、現在は担当しているチームの状況や進行を管理していますが、他のチームの状況を把握しておらず連携が不十分な状態になることがしばしばあるので、今後はプロジェクト全体を見渡せる広い視野を持てるようになりたいと考えています。

入社を検討されている方へ

R.T.

NTT-ATは、非常に働きやすい職場だと思っています。転勤が少なく、柔軟な働き方ができる制度も整っているので、仕事とプライベートを分けることができます。また、新しいことに興味を持てば社内で他の部署の業務に挑戦できる制度もあるので、やりたいことが見つけられる環境が揃っていると思います。興味をお持ちの方は、ぜひ検討してみてください。

H.H.

NTT-ATは特に外部研修や資格試験対策のフォローが受けられるなど、制度面で充実していますし、上司や先輩に実現したいと声をあげたことがビジネスとして成り立つのであればやらせてもらえます。社員一人ひとりの「やりたいこと」を大切にしてくれる会社だと思うので、皆さんが今思い描かれていることを実現できるよう願っています。

H.F.

私は転職して環境、待遇ともにとても良くなったと感じています。勤務パターン変更制度や在宅勤務制度などがあり、社員それぞれに応じた柔軟な働き方ができます。また、全く異なる業界から転職した私ですが、過去の経験が意外なところで役立つこともあります。前職と業種や業界が異なるからという理由で迷っている方も、これまでの経験や知識がNTT-ATで活躍できる武器となりますので、自信をもって入社してきてください。

R.T.さんとH.H.さんとH.F.さんが会話している写真

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