セキュリティを担保した業務効率化により働き方改革を実現
~Trusona#NoPasswordsソリューションと電子サインサービス「DocuSign®」を連携~
NTTアドバンステクノロジ株式会社
TRUSONA, INC.
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木村 丈治)と、TRUSONA, INC.(以下:Trusona、本社:アリゾナ州 スコッツデール、CEO:Ori Eisen)は、2018年7月30日、Trusona#NoPasswordsソリューションと電子サインのリーディングプラットフォーム「DocuSign(ドキュサイン)」(以下、ドキュサイン)を組み合わせ、IDおよびパスワードを使用しないセキュアな認証ソリューションの提供分野を拡大したことを発表しました。
背景
各企業などにおける働き方改革の取り組みにはさまざまな目的がありますが、“業務の生産性向上”も重要なキーワードといえます。しかし、市場に適応し、かつ既存の業務プロセスの効率化を実現するためには、多くのリスクとエネルギーを要し、加えて、斬新なアイデアが必要不可欠です。このような状況の中、NTT-ATとTrusonaは、IDやパスワードを使わずスマートフォンの生体認証を活用し、独自のアンチリプレイ技術(特許申請中)により、強固なセキュリティを確保するTrusonaと、ペーパーレスによる業務の電子化を可能とするドキュサインを組み合わせることにより、セキュリティと業務効率を高められる業務ソリューションを実現しました。
Trusonaとドキュサインの連携
Trusonaは、モバイル・アプリケーションを利用することで、ID/パスワードの入力に代わり、端末にある生体認証を利用してログインする認証サービスです。銀行の顧客認証、ストリーミングメディアのログインや企業内VPNなど、さまざまなサービスの認証システムと接続可能です。また、特殊な偽造しにくいQRコードを利用したセキュアなログインを実現しており、フィッシング防止に最適です。
一方、ドキュサインは、どこからでもドキュメントの送付、署名、承認を可能とするペーパーレスと電子署名の世界標準プラットフォームです。従来の紙ベースで署名、承認を行う場合では、署名を得るために印刷をして提出する必要があり、紙のコストだけではなく署名フローのステータスが煩雑になるという問題がありました。ドキュサインを導入することで、すべてが電子化され、紙の削減と署名フローのステータスがシンプルで分かりやすくなります。
Trusona とドキュサインを連携することで、パスワードの入力なしにドキュサインのログインが可能となり、起案者および承認者は効率よく起案、署名、承認をすることができます。
Trusonaとの連携方法は、ドキュサインにPCからアクセスした際、ログオンボタンをクリックすると、TrusonaサーバーにリダイレクトされPCの画面に動的QRコードが表示されます。専用スマートフォンアプリケーションでQRコードをスキャンするとスマートフォンの位置情報などが送信され、アンチリプレイ技術で同じ情報がないことを確認し、Trusonaとドキュサインが SAMLで連携したシングルサインオン(SSO)によりアクセスが許可されます。この最先端テクノロジーを活用したソリューションにより安全な本人確認を実現します。
今後の展開
セキュリティが高められるだけではなく、パスワード管理によるユーザーのストレス緩和、パスワード忘れによる問い合わせ業務にかかるコストの削減などを実現するTrusona連携ソリューションの実装範囲のさらなる拡大を進めます。NTT-ATとTrusonaは、今後もTrusona#NoPasswordsソリューションと他のソリューションの連携を図ることで、労働生産性の向上による働き方改革に寄与してまいります。【NTTアドバンステクノロジ株式会社 会社概要】 https://www.ntt-at.co.jp/
【TRUSONA, INC. 会社概要】
詳細については、http://www.trusona.com/japanをご覧ください。
※ 本文中に記載されている社名および製品名は各社の商標または登録商標です。
セキュリティ事業本部
IPプロダクツビジネスユニット
Trusona担当