光とレーザーの科学技術フェア2020
Booth# 3F-33
来る2020年11月11日(水)~13日(金)、東京都立産業貿易センター 浜松町館にて開催される「光とレーザーの科学技術フェア2020」に出展いたします。
弊社では、NTT研究所にて蓄積した光技術、ナノエレクトロニクス技術である、EO効果(Kerr効果)を利用したKTN結晶、光スキャナー、可変焦点レンズ、冷却ユニットで素子を直接冷却し、10kW級のハイパワーレーザーに対応可能な反射型ビームシェイパー等の光学素子の他、Siフォトニクスファウンドリーサービスをご紹介いたします。この機会に、ぜひ、NTT-ATブースにお越しください。
出展概要
出展品目 |
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KTN電気光学結晶
KTN結晶とは、カリウム(K)、タンタル(Ta)、ニオブ(Nb)からなる酸化物結晶で、既存材料中、最大のEO(Electro-optic)効果を持っています。
この大きなEO効果(Kerr効果)を利用して、小型で可動部分のない光スキャナー(光偏向器)や可変焦点レンズ、また、効率の良い位相変調器などを作ることができます。
弊社は、光スキャナーや可変焦点レンズといったKTN結晶を用いた光学デバイスや光スキャナー応用製品であるOCT光源、研究用途や新規デバイス応用のためのKTN結晶チップ販売を行っています。
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KTN光スキャナー、可変焦点レンズ
機械的な可動部品が無く、外部電界によってレーザの出射方向を制御するため、従来品(ガルバノミラー、ポリゴンミラー等)の100倍以上の高速動作が可能になりました。例えば、医療分野において、光干渉断層計(OCT)用光源に応用すれば、従来よりも高速に診断が可能となり患者へ負担軽減が期待されます。
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ハイパワーレーザ用ビームシェイパ
10kW超級のハイパワーレーザに対応可能な光反射タイプのビームシェイパ
一般的にビーム形状の変換に使われる透過型の回折格子(DOE)では、光吸収がわずかでも、高出力レーザへの適用では、発熱の影響によりその性能を維持することができず、使用範囲が限定されています。
NTT-ATの反射型のビームシェイパは冷却ユニットを使用して素子を直接冷却できるため, 10kW超級のハイパワーレーザでも性能を発揮できます。
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シリコン導波路 (シリコンフォトニクス)
お客様デザインのSiフォトニクスデバイス作製するファンドリーサービスになります。Si導波路用接着剤、ファイバー接続、実装サービスも合わせてご紹介いたします。
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