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女性社員座談会

  • 前田実香
  • 山崎しのぶ
  • 濱野愛

──今日はNTT-ATで働く女性の様子を学生の皆さんにお伝えするために、3名の女性社員に集まっていただきました。まずは自己紹介をお願いいたします。

山崎 1998年に入社して以来、一貫して自治体向けアプリケーションの開発や保守業務に携わってきました。一方、家庭では3歳半の娘がおり、子育てで忙しい毎日です。今日集まったメンバーの中で子どもがいるのは私だけなので、そのあたりの経験についてもお話しできたらと思っています。

前田 Webアプリケーションの開発に携わっています。入社6年目を迎え、開発チームのリーダー的な役割を任されることも多くなってきたので、今後はチームのマネジメントについても勉強していきたいと思っています。よろしくお願いします。

濱野 入社4年目で、これまでは主にNTT研究所の技術を使ったシステムの試作開発を行なってきました。最近、先輩社員がチームから抜けたことから、チームの中心としての役割も期待されているので、必死に頑張っているところです。

「早く会社に溶け込んでほしい」という先輩の気遣いを感じた

──福利厚生や各種サポート制度など、就職活動の際に“女性の働く環境”について気になる点はさまざまだと思いますが、どんなところに注目しましたか。また、実際に入社してみて、NTT-ATの社員や環境からはどんな印象を受けましたか。

山崎 就職活動の際、業界によっては正直、性別による“壁”を感じるところもありました。でも、ICT業界は比較的女性が多く、社員の方々のお話を聞いて「ここなら自分らしく働けるのではないか」とも感じました。知識は学生時代に多少プログラミングをかじった程度でしたが、迷わず飛び込みましたね。

濱野 私は大学で学んでいたソフトウェア工学にやりがいを感じていたので、ソフトウェア開発の仕事がしたいと思ってこの会社を選びました。やりたい仕事だっただけに、大変なことがあっても頑張ろうと思っていたので、当時は環境面についてあまり意識していなかったですね。でも、結婚を機に今後のことについても少しずつ気になり始めたので、今日は先輩方の話を聞いて勉強しようと思っています。

前田 私は将来、結婚・出産をしてからも仕事は続けていきたいという気持ちがあったので、制度を比較したり、現場の女性社員に話を聞いたりと、就職活動中は積極的に情報収集したつもりです。NTT-ATは制度もきちんとしていて、女性社員も生き生きと働いていらっしゃる印象を受けました。
 新入社員の頃は、周りの先輩方がとても忙しそうに見えて、なかなか話かけづらいものです。でもそんなとき、歳の近い女性の先輩がよく声をかけてくださったのでとてもありがたかったですね。休日に遊びに出掛けたり、仕事帰りに食事の仲間に入れていただいたりと、とてもよくしていただきました。早く会社に溶け込んでもらいたいという先輩の気遣いだったのかもしれませんね。

濱野 私も入社したばかりの頃、1つ上の年次の女性の先輩にとてもお世話になりました。社会人としていいスタートが切れたのはこの先輩のおかげだと思っています。
 また、仕事で活躍されている女性がたくさんいるのもNTT-ATの特徴です。私が尊敬している女性の上司は、締め切りの前にさりげなく状況を確認してくれたり、部下が落ち込んでいるときに察して声をかけたりといった気配りのできる方。ぜひ見習いたいと思います。

山崎 私が入社した頃は、技術系の女性社員は今ほど多くありませんでしたが、男女問わず、先輩方にはとてもよくしていただきました。職場や部署はもう変わってしまいましたが、今でもお付き合いがある先輩方はたくさんいます。
 最近は女性の技術者もかなり増えました。そんななかで、仕事と家事・育児の両立などについてアドバイスするのが自分の役割かなと思っています。実際に相談を受けることもよくありますが、そういうときは自分の経験を具体的に伝えるようにしています。

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NTT-ATの制度は“柔軟” だから使いやすい

──山崎さんは現在子育ての真っ最中とのことですが、これまでにどんな制度を活用されてきましたか?

山崎 出産の際に産前・産後休暇をいただき、約4ヶ月の育児休職を経て復職しました。その後は時短勤務の制度を利用しながら仕事を続けています。
 私が出産する際は既にこういった制度を利用している方がたくさんいましたし、なかには子どもを2人、3人と産んでいる方もいます。そういう意味ではまったく抵抗はありませんでしたね。これから子どもを産む方も、「制度はあるけど使いづらい」ということはまったくないと思います。

濱野 いちばん役立ったのはどんな制度ですか。

山崎 時短勤務は4時間・5時間・6時間の中から選ぶことができるんです。仕事に割ける時間は家庭環境や子どもの成長、自宅の場所などによっても変わってくるので、とても助かっていますね。私の場合は、子どもが保育園に入ったのをきっかけに復職したのですが、子どもに手がかかるうちは4時間勤務にさせていただき、その後5時間、6時間と徐々に増やしてきました。始業時間と終業時間を柔軟に決められるのも大きな特徴です。私は当初、自宅から近い三鷹のオフィスにいたので朝の出社時間は問題ありませんでした。でも、その後大崎のオフィスに移り、子どもを保育園に送ってから9時に出社するのが難しくなったので、今は10時に出社させていただいています。企業の中には時短勤務の勤務時間が固定されているところもあると聞きますから、そういったところと比べてもNTT-ATの制度は柔軟で使いやすいといえるのではないでしょうか。

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仕事も子育ても、周りの協力があってこそ成り立つ

──前田さんからも、山崎さんに聞いてみたいことはありますか?

前田 お子さんが小さいうちは、急に体調を崩したりと、予想外のことがたくさん起きると思います。そういう場合はどうやって対処していますか。

山崎 そうですね。急に熱を出して保育園に迎えに行かなければならないことが時々ありますから、朝一番とお昼過ぎと帰る前、それぞれのタイミングで自分の仕事を整理して、常に優先順位の高いものから取り組むようにしています。また、急なときには周りの方に業務を引き継いでもらわなければなりませんので、理解が得られるように、普段からしっかり周りと信頼関係を築いておくことも大切です。
 子育てというのは自分の思い通りに進むことがほとんどありません。予想外の出来事との戦いといってもいい。そういう意味で、仕事の際にもいい意味で力を抜き、大きな気持ちでどっしりと構えられるようになったように思います。また、子育ては家族や地域の方たちの協力があって初めて成り立つもの。仕事も同じで、自分一人でするものではなく、周りの方の協力が不可欠ですよね。出産や子育てを経験したことで、そういう思いがいっそう強くなりました。

濱野 実際、仕事と家事・育児を両立させている方を温かい目で見守る雰囲気が社内にもありますよね。

前田 そうですね。私の周りにも時短勤務の方が少し前までいらっしゃいました。時間の制限がある中で、いかに効率的に仕事をやるかを考えて、自分のやるべきことに責任を持ってやっていらっしゃった。私もできる限りの協力はしましたが、責任感や時間に対する考え方など、たくさんのことを学びました。

山崎 制度は使う人が育てていくもの。中途半端に使っていては周囲の理解も得られません。使う側にもそれだけの気構えが必要だということはいえるかもしれませんね。私も、先輩たちから受け継いだものを責任をもって後輩に渡していきたいという思いはあります。

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“自分の生き方”を大切に!制度はそれを実現するための手段

──濱野さん、前田さんは、山崎さんの経験談を聞いてどんな感想を持ちましたか。

濱野 「周りの支えや信頼関係の大切さ」という言葉にはとても共感できました。私も仕事で壁にぶつかったときに、主人や上司、同僚が支えてくれるありがたさを感じています。

前田 こういったお話を聞けると、とても心強いですね。やっぱり体験しないとわからないこともあると思うので。今後、自分が同じような立場になっても、明るい気持ちで前向きに頑張っていけるかなという気持ちになりました。
 結婚・出産後も仕事を続けていきたいという思いは以前からずっと持っています。誰かの妻として、誰かの母としての役割に加えて、自分の打ちこめる何かを持つということはすごく大事なことだと思うんです。

濱野 たしかにそうですね。それに、私はいま入社4年目で任される業務も増え、SEという仕事がより面白く感じられるようになってきたところでもあります。まだまだ仕事は続けていきたいと考えています。

山崎 そうですね。仕事の場合も、それ以外の場合もあるとは思いますが、自分が一人の人間として、どこかで社会との接点を持っていることは大切なことだと思います。それがまた家事や子育てなどにもいい影響を与えていくのではないでしょうか。

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──最後に学生の皆さんにメッセージをお願いします。

前田 女性の働く環境を考える上で、会社にどんな環境が用意されているのかを知ることも大切ですが、自分は何がしたいのか、きちんと考えて強い意志を持つことも大切です。仕事を続けられるかは意志によって変わってくると思います。就職活動を通してじっくり自分を見つめて、自分が本当にやりたいことを見つけてください。

濱野 NTT-ATは事業内容も幅広く、チャレンジ精神さえあればさまざまな分野に挑戦できます。新たな技術は次々に開発されるので、勉強も大変ですが、そこがまた仕事の面白さでもあります。学生の皆さんにも、自分がこれまで取り組んできたことや好きなことだけに固執するのではなく、広い視野を持って会社を見てほしいと思いますね。

山崎 「どの会社に入るか」ではなく、「自分がどう生きていきたいか、どういう人になりたいか」という長期的なビジョンを大切にしてほしいと思います。制度はそれを実現するための手段に過ぎません。自分の生き方を考えた結果、NTT-ATを選択したのであれば嬉しいですね。

──今日は貴重なお話をありがとうございました。

※ 記載の文章は取材時点のものです。

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