SIPツールキット
SIPツールキット

端末からサーバまで開発可能なIMS/NGN対応SIP SDK

概要

SPIRENT SIPツールキットは、IETF RFC3261及びNGN(IMS/MMD/OMA)にも対応したSIPプロトコルスタックを実装したソフトウェアライブラリです。
最新勧告に準拠し、且つ、高い相互接続性を備えたソフトウェア構造と多種多様なAPIを提供し、コンパクトな組込みデバイスからハイエンドサーバまで各種SIP機器の開発に適用可能です。
また、NGN対応のIMS等、各種アドオンモジュールを組み合わせることにより、付加価値の高いオリジナルのSIP機器を迅速に開発することが可能です。

特徴

  • 最新勧告に迅速かつ正確に対応

標準化団体への参加及び仕様提案活動を積極的に行い、ドラフト・標準になる可能性の高い仕様も含め、逸早く最新勧告をサポートしています。

  • 優れた相互接続性

多数の相互接続イベントへの参加や定期的な主要ベンダ機器との相互接続試験を実施し、国内のみならず、世界中の多くの端末との接続を確認し、そのノウハウを製品に反映しています。

  • 柔軟なアプリケーション開発

各機能毎にモジュールが分けられているため、多種多様なAPIとコンフィギュレーション(メモリ使用数、タイマ値、自動動作など)により、ユーザ仕様にあわせた柔軟なアプリケーション開発や機能拡張が可能です。
また、標準だけでなく、独自のメッセージ(メソッド、ヘッダ、レスポンスコード、ボディなど)への対応を可能とする仕組みもご提供します。

  • ハイパフォーマンス

秒間数千のダイアログ・トランザクション処理を可能とするソフトウェア設計がされています。

  • 組込みにも適用可能なライブラリ

独自のメモリ管理により、呼接続毎の少ないメモリ消費を実現し、メモリに制限のある組込みデバイスにも利用できます。

  • 高い移植性

OS依存部分を局所化し、スタック部分と分離することで、対象プラットフォーム上での安定動作と異なるプラットフォームへのアプリケーションの再利用が可能です。

  • ソースコードの提供

全てソースコード(ANSI C準拠)で提供します。
また、豊富なログ機能(送受信メッセージや各APIの動作、リソース状態などを出力)により、お客様自身でのデバッグ、カスタマイズ、メンテナンスが可能です。

  • サンプルアプリケーションをバンドル

お客様によるアプリケーション開発が容易になるよう、実行可能な多数のサンプルアプリケーションを併せて提供します。
また、サンプルアプリケーションもソースコードで提供されるため、お客様のアプリケーションにご利用可能です。

主な仕様

SIPツールキット
  • IPv4/IPv6(*1)の両方で動作可能
  • UDP、TCP、TLS(*1)、SCTP(*1)に対応
  • HTTPダイジェスト認証(クライアント認証、サーバ認証)をサポート
  • 各種SIPエクステンションをサポート: Session-Timer、PRACK(100rel)、Replaces、Service-Route、Path、Precondition 等
  • IMSにおけるQoSポリシ制御手順であるPreconditionをサポート
  • Offer/Answerモデルをサポート
  • 標準のSIP-URIだけでなく、TEL URI、Globally Routable UA URI(GRUU)、IM URI、PRES URI等の各種URIに対応
  • DNSの拡張仕様(SRV、NAPTRリソースレコード)、ENUMをサポート
  • Route/Record-Routeメカニズムをサポート
  • Service-Route及びPathヘッダを使用したIMSの登録手順をサポート
  • "rport"によるSymmetric Responseルーティングをサポート
  • 標準のSDPフィルードに加え、Precondition、MSRP、Media Grouping、RTCP等のためのSDP Attributeフィルードもサポート:

Precondition(a=curr/a=des/a=conf)、MSRP(a=accept-types/a=accept-wrapped-types/a=max-size/a=path)、Media Grouping(a=mid/a=group)、RTCP(a=rtcp)等

  • SIP-T、MultiPart MIMEボディに対応
  • ダイアログやサブスクリプションに対するハイアベーラビリティ機能(HA)を提供
  • TCP/TLSコネクションの再利用や永続接続に対応
  • マルチホームホスト(複数のLANカード、IPv4/IPv6の同時使用等)による動作が可能
  • 各種SIPタイマー(T1、T2、T4など)を変更可能
  • SIPマルチキャスト(*1)をサポート
  • SIP Proxy Forkingをサポート
  • IPv4 ToS/IPv6 Traffic Classの設定(*1)に対応
  • シングル/マルチスレッド上で動作が可能
  • マルチコアプロセッサ対応
Add-onモジュール IMS Add-onモジュール
3GPP IMSやNGNで必要となる機能を提供:
  • 3GPP TS.23.228/TS.24.228/TS.24.229/TS.33.203に準拠
  • IMSでのUNI間通信である4WAY UDP/2WAY TCP方式に対応
  • AKAを用いたHTTPダイジェスト認証(AKAv1-MD5とAKAv2-MD5)をサポート
  • SIPのセキュリティ合意メカニズム(Security Mechanism Agreement)である"sec-agree"のSIPエクステンションとIPsec(*1)をサポート
  • P-Preferred-Identity/P-Associated-URIなどの各種Pヘッダをサポート
  • PacketCable仕様のヘッダをサポート
  • Dialog(”dialog”)やRegistration(”reg”)イベントパッケージをサポート
SIMPLE Add-onモジュール
SIMPLEアプリケーション(プレゼンスやIMなど)の開発に役立つ機能を提供:
  • プレゼンス情報データフォーマット(PIDF)やウォッチャー情報(WINFO)、リソースリスト(RL)などの各種SIMPLEイベントパッケージをサポート
XML Schema Package Add-onモジュール
以下のXMLスキーマに従ったXMLメッセージを作成・解析するためのXMLパーサ機能を提供:
  • SIMPLE : PIDF(RFC3863)、partial-PIDF、GeoPriv(RFC4119)、WINFO(RFC3858)
  • XCAP(RFC4825) : XCAP-error、XCAPcap、XCAP-list
  • CONFERENCE : conference event package(RFC4575)
  • REG-EVENT : reg-info(RFC3680)
SigComp(Signaling Compression)Add-onモジュール
SIPなどのテキストベースのプロトコルによって生成されたメッセージを圧縮しネットワーク回線の利用効率を高めるシグナリングプロトコル圧縮機能を提供
  • RFC3320、RFC3321、RFC3486をサポート
  • 静的辞書(RFC3485)
  • ダイナミック圧縮
  • LZSS、DEFLATE、またユーザ独自の圧縮方式にも対応可能
SCTP(Stream Control Transmission Protocol)Add-onモジュール
RFC4168に従ったSIPにおけるSCTPの動作を提供
準拠勧告 RFC3261、RFC2396、RFC2045、RFC2246、RFC2327、RFC2387、RFC2392、RFC2543、RFC2617、RFC2633、RFC2778、RFC2779、RFC2782、RFC2806、RFC2848、RFC2916、RFC2976、RFC2960、RFC3087、RFC3108、RFC3204、RFC3262、RFC3263、RFC3264、RFC3265、RFC3266、RFC3310、RFC3311、RFC3312、RFC3313、RFC3320、RFC3321、RFC3322、RFC3323、RFC3324、RFC3325、RFC3326、RFC3327、RFC3329、RFC3372、RFC3388、RFC3389、RFC3398、RFC3407、RFC3420、RFC3428、RFC3455、RFC3481、RFC3485、RFC3486、RFC3487、RFC3489、RFC3515、RFC3524、RFC3546、RFC3550、RFC3551、RFC3555、RFC3556、RFC3578、RFC3581、RFC3603、RFC3605、RFC3608、RFC3665、RFC3666、RFC3680、RFC3702、RFC3725、RFC3761、RFC3764、RFC3824、RFC3840、RFC3841、RFC3842、RFC3851、RFC3853、RFC3856、RFC3857、RFC3858、RFC3859、RFC3861、RFC3862、RFC3863、RFC3890、RFC3891、RFC3892、RFC3893、RFC3903、RFC3911、RFC3959、RFC3960、RFC3966、RFC3968、RFC3969、RFC3976、RFC3986、RFC3994、RFC4028、RFC4032、RFC4077、RFC4091、RFC4092、RFC4117、RFC4119、RFC4145、RFC4168、RFC4235、RFC4240、RFC4244、RFC4320、RFC4353、RFC4354、RFC4411、RFC4412、RFC4457、RFC4480、RFC4481、RFC4482、RFC4483、RFC4485、RFC4488、RFC4458、RFC4479、RFC4575、RFC4508、RFC4538、RFC4566、RFC4568、RFC4572、RFC4574、RFC4583、RFC4589、RFC4612、RFC4660、RFC4661、RFC4662、RFC4694、RFC4730、RFC4745、RFC4896、RFC4904、RFC4964、RFC4967、RFC5002、RFC5009、RFC5031、RFC5049、RFC5079、RFC5112、
その他各種ドラフトや3GPP勧告に準拠
対応メソッド INVITE、ACK、BYE、REGISTER、CANCEL、OPTIONS、SUBSCRIBE、NOTIFY、UPDATE、INFO、MESSAGE、REFER、PRACK、PUBLISH等の標準メソッドをサポート。
また、上記以外の独自メソッドの送受信も可能。
対応ヘッダ Allow、Allow-Events、Authentication-Info、Authorization、Call-ID、Contact、Content-Disposition、Content-ID、Content-Length、Content-Type、CSeq、Date、Event、Expires、From、Identity、Identity-Info、Max-Forwards、Min-SE、Path、P-Access-Network-Info、P-Answer-State、P-Asserted-Identity、P-Associated-URI、P-Called-Party-ID、P-Charging-Function-Addresses、P-Charging-Vector、P-DCS-Trace-Party-ID、P-DCS-OSPS、P-DCS-Billing-Info、P-DCS-LAES、P-DCS-Redirect、P-Media-Authorization、P-Preferred-Identity、P-Profile-Key、P-Served-User、P-User-Database、P-Visited-Network-ID、Proxy-Authenticate、Proxy-Authorization、Proxy-Require、RAck、Reason、Record-Route、Security-Client、Security-Server、Security-Verify、Referred-By、Refer-To、Replaces、Reply-To、Require、Resource-Priority、Retry-After、Route、RSeq、Session-Expires、Subscription-State、Supported、To、Unsupported、Via、WWW-Authenticate等の標準ヘッダをサポート。
上記以外のヘッダ(ServerやUser-Agent、Warningヘッダなど)や独自ヘッダに関しても設定/取得が可能。
また、各ヘッダのコンパクト形式にも対応。
対応SDPフィールド Protocol Version(v=)、Origin(o=)、Session Name(s=)、Session Information(i=)、URI(u=)、Email Address(e=)、Phone Number(p=)、Connection Data(c=)、Bandwidth(b=)、Repeat Times(r=)、Time Zone(z=)、Encryption Keys(k=)、Media Descriptions(m=)、Attributes(a=)等のSDPフィールドに対応。
上記以外にも独自フィールドの設定も可能。
また、一部のAttributes(a=rtpmapやa=fmtpなど)には専用のAPIを提供
サポートOS WindowsXP、WindowsVista、Windows7、Windows Server2003、Windows Server2008、Windows Mobile、Red Hat Enterprise Linux(AS/ES/WS)、Debian Linux、MontaVista Linux、Wind River Linux、その他汎用・組込みLinux、VxWorks、Solaris、Mac OS、NetBSD、SymbianOS、OSE、pSOS、Integrity、Android、iTRON
その他:ポーティングにより移植可能
※詳細なサポート状況につきましては、別途、お問い合わせ下さい

*1)OS、開発環境によりサポート状況が異なります。

ソフトウェア構成

  • SIP
SIPメッセージの送受信、及びパーサ/エンコーダ。Dialog / Registration / Subscription / Transaction等の制御機能を提供。
  • SDP
SDPメッセージの作成、及びパーサ/エンコーダ。
メッセージ、及び各メッセージフィールドの取得・設定機能を提供。
  • RTP/RTCP
RTP/RTCPパケットの送受信機能を提供。
SPIRENTの別売Advanced RTP/RTCPツールキット等に取替え可能な単独モジュール
  • OS抽象化コンポーネント
上位モジュールがOSに依存しないようOSサービス(システムコール)を隠蔽したモジュール。
唯一のOS依存モジュール(他のモジュールはOS非依存)

提供物

ソースコード(C言語)

  • ツールキット及びアドオンモジュール
  • 機能毎に分かれた実行可能なサンプルコード
  • SIPUAとしてSIP、SDP、RTP/RTCPレベルでの接続検証が可能なGUI付きテストアプリケーション(*2)

ドキュメント

  • プログラマーズガイド
  • APIリファレンスガイド
  • ポーティングガイド
(*2)OS、購入アドオンモジュールにより提供内容が異なります。

主な適用製品

  • SIP/IMS端末
  • ホームゲートウェイ(HGW)、オフィスゲートウェイ(OGW)
  • VoIPゲートウェイ
  • ソフトスイッチ
  • SIPサーバ
  • アプリケーションサーバ
  • IP-PBX
  • 多地点会議装置(MCU:Multipoint Control Unit)
  • 複合機(MFP:Multi Function Peripheral)
  • Integrated Access Devices(IAD)
  • SIP FW/NATソリューション
  • 3G-3.5G携帯電話
  • WiFiフォン
  • マルチメディアターミナル
  • IP家電
  • PoCサーバ、PoCクライアント 等

 

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