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2012年1月10日

2012年が明けました。日本も世界も多くの課題を抱えて新年を迎えました。
震災、それに伴う原発事故で被害にあわれた方々に改めてお見舞いを申し上げます。
ネットワークテクノロジセンタもその復興、防災のコンサルテーションに持てる力を最大限に発揮する所存です。
また、世界では米国の景気後退、欧州の債務危機が、日本に円高という形で襲いかかり、世界はつながっていることを実感させられました。そして、企業は世界に目を向けざる得ない状況です。ネットワークテクノロジセンタは引き続き海外調査や標準化を通じて世界との架け橋となり、世界の中での日本の存在感を増すことに貢献して行きたいと思います。
2012年もネットワークテクノロジセンタを宜しくお願い致します。

今回は、ネットワークテクノロジセンタのグローバル活動について焦点を当ててお話させて頂きます。
これまでもネットワークテクノロジセンタはお客様が海外に活動の場を広げるのに伴い、海外でのネットワーク診断等を通じて、お客様の活動を支援して参りました。
これからは更に一歩踏み込んで、海外でのコンサルティングビジネスをたち上げようとしております。既に、インドネシア、フィリピン、ブラジル等に出向いて話をはじめております。この活動には2つの意味があります。

 まず、日本企業のグローバル活動支援です。
上述したように今、日本の企業は好むと好まざるによらず世界に目を向ける必要があります。海外と何らかの関係を持つ必要性が生じています。また、日本企業はICT※1に対して敏感で、ICTによる課題解決に進んで取り組んでいます。私どもが国内でサポートさせて頂いているお客様はまさにICTに対する先進ユーザです。ポイントは、このような日本の先進ユーザが、海外との活動で日本と同じようにICTを有効活用できるかと言うことです。一方、アジア等の途上国や中進国に目を向けると彼らのキャッチアップ能力は格段に向上しています。光アクセス、クラウドコンピューティング、M2M※2、スマートフォンなどは、これらの国の現実的な取り組みになっています。フリードマン*1は、インターネットで“フラットな世界”と言いましたが、NGNや3Gの発展で、更に世界は“シームレスな環境”に向かっています。
ネットワークテクノロジセンタは、日本での経験に基づいた様々なコンサルを海外に展開することによって、日本と世界をシームレスな環境とすることに貢献します。これによって日本の先進ユーザが世界で一層の活躍をして頂くことが我々の大きな目標です。

 もう一つが国際競争力強化です。俗に言う“脱ガラパゴス”です。
光アクセス、NGN、LTE※3、IPv6、まさに日本がトップ集団を走っている技術です。ICTを使いこなすことにも日本は先端で、IPTV、ディジタルサイネージ、ホームICT、M2Mサービス、スマートフォンの様々な展開、ICTを使ったアプリケーションが積極的に展開されています。また、その利用するレベルの深さも進んでいます。コスト削減のみならず、品質確保、信頼性向上、激甚対策、そしてBCP※4対応とまさに強靭な企業、社会を創ることに積極的に取り組んでいるのです。海外に出かけてみて分かることは、世界がこれら日本の先端的取り組みを認め、そして求めていることです。日本で起こることが世界で起こる/起こっているからです。世界はつながっているのです。もう、海外で誰も日本を“ガラパゴス”と呼びません。
ネットワークテクノロジセンタは、コンサルを通じて日本発の技術をグローバル展開します。これにより、日本で使っているICT機器やアプリケーションが世界に広まるための一助となればと考えています。

ネットワークテクノロジセンタの海外でのコンピタンスは、日本のお客様によって育てられた“ネットワークとそのアプリケーション技術”です。そのモチベーションは、日本が昨年、あの苦しい体験で培った“つなぐ”という気持ちです。我々は日本の技術をグローバル展開することによって日本のICTの発展、そして日本の復興に貢献して行きたいと思っています。
国内のネットワーク構築・運用支援に加え、“グローバル”もネットワークテクノロジセンタにご相談頂ければと思います。ご連絡を心よりお待ちしております。



*1 フリードマン(Thomas L. Friedman 米国):  ニューヨークタイムスの受賞コラムニスト、著書に21世紀初頭のグローバル化の動向を分析した「The World Is Flat. A Brief History of the Twenty-First Century」がある

※1 ICT(Information and Communication Technology):「情報通信技術」の略であり、IT(Information Technology)とほぼ同義の意味を持つ
※2 M2M(machine to machine):機器同士がデータを交換することで高度な制御を実現する
※3 LTE(Long Term Evolution):3.9Gと呼ばれる次世代携帯電話の通信規格の1つ
※4 BCP(business continuity plan):事業継続計画



ネットワークテクノロジセンタ
所長 村上龍郎


ネットワークテクノロジセンタ』は、これまでの100年におよぶ電話網構築・運営に裏打ちされたレガシー系(PSTN)ネットワークから、IPネットワークまで幅広いネットワークのノウハウとネットワークアーキテクチャやプロトコル、トラヒックエンジニアリング、通信品質、ネットワーク信頼性に関する専門家が集まったネットワークのスペシャリスト集団です。
また、他社ではあまり経験のない、ネットワークに関する標準化活動、IPv6対外活動など、国際的な調査・提案活動の経験豊富な人材を備えるとともに、これまでの実績によりグローバルな動向調査を行う経路を保有しております。前述の事例の他に、以下のようなネットワークに関する様々なソリューションを提供していますので、お気軽にご相談下さい。

サービスメニュー
  • ネットワークに関する基準、基本計画等の作成支援、仕様書作成、マニュアル支援など
  • ネットワークの品質管理(分析・評価・コンサルティング)
  • トラヒック分析・評価・設計
  • メディア品質(音声/映像)の評価・分析・設計
  • シミュレーションによるネットワーク性能評価
  • 信頼性分析・評価・設計
  • SIP・IMSの仕様適合性・相互接続性検査仕様の策定
  • 標準化活動支援
  • 通信分野調査
  • 経営・営業分析・評価
  • 音声・映像評価ツール、評価用DB販売