BIG-IP® PEM(ポリシー管理)
Policy Enforcement Manager
トラフィックコントロールソリューション
概要
BIG-IP® Policy Enforcement Manager(BIG-IP PEM)は、ユーザごと、アプリケーションごとのトラフィックを可視化し、制御するトラフィックコントロールソリューションです。アプリケーションの品質を確保し、ユーザごとのトラフィック制御、個別のサービス品質の提供などのきめ細やかなトラフィック管理を実現します。トラフィックコントロールの機能をBIG-IPに統合することで、パフォーマンス拡張や新サービスを展開しやすいシンプルなネットワークを実現します。
特長
トラフィックを可視化する Traffic Classification
トラフィックの中身を精査し、アプリケーションやユーザごとにトラフィックを分析可能。利用状況を正確に把握することで適正な課金やアプリケーションに応じた帯域コントロールを実現で きます。
- ユーザごと、アプリケーションごとの分析ユーザやプロトコルに応じたL4-L7のトラフィック分析により、ポート単位、加入者のIPアドレス単位、基地局などの単位で精細な情報を提供します。分析機能はBIG-IPに統合され、 GUI画面を使って設定できます。
- シグネチャベースの挙動分析 あらかじめ設定したシグネチャを使い、トラフィックの挙動分析を行います。多彩なアップデート方法を用意しており、 サービス追加などに応じたシグネチャ更新にも柔軟に対応可能です。
Policy Engineによる加入者情報の管理
PCRFとのGxインターフェイス・Gyインターフェイスをサポートし、加入者情報に基づいて帯域利用ポリシーを適用し、ユーザやプランに応じたサービ スを提供可能。
加入者情報に基づくトラフィック管理
加入者の分類、アプリケーションの種類に応じてトラフィックを制御可能。DSCPやL2 QoSのマーキング機能も持ち、ユーザやアプリケーションに応じたトラフィック品質の確保に貢献します。
詳細なレポーティング
統計情報やユーザ、アプリケーションの利用情報をレポート出力。 サードパーティ製分析エンジンとの連携も可能です。
主な仕様
仕様につきましては、BIG-IP Policy Enforcement Managerを参照願います。
F5、F5 Networks、F5のロゴ、及び本文中に記載されている製品名は、米国および他の国におけるF5, Inc.の商標または登録商標です。