株式会社周防ケーブルネット様
株式会社周防ケーブルネット様

Allot社『NetEnforcer』の導入で、アプリケーションレベルの詳細なモニタリングによる帯域制御が可能になった

P2Pやオンラインゲームの増加に対応するため帯域制御装置を導入

株式会社周防ケーブルネットでは、自社CATVユーザーに対する光インターネットサービスを展開しており、地域密着型サポートを通じて多数のユーザーを獲得している。CATV会社の場合、同軸ケーブルを使用してサービスを提供する場合が多いが、同社は光回線を採用しているため、上下とも同じ通信速度で高速回線を提供できるのが特徴だ。しかし、最近ではPeer to Peer(P2P)アプリケーションやオンラインゲームなどを利用するユーザーの増加によって、徐々に帯域が圧迫されるようになり、帯域制御が重要な課題となりつつあった。同社の技術主任を務める松本康宏さんは「利用がピークとなる21時~0時にかけて確認すると、他の時間帯と比較して、過度に帯域を圧迫している状態であることがわかりました。お客様から「オンラインゲームで、キャラクターの動作に不具合が出た」といったクレームが入ることもありました」と振り返る。

このような状況に対応するため、同社では手始めに他社製の帯域制御装置を導入し、運用を開始した。しかし、例えば「Web」というカテゴリは認識できても、実際に流れるトラフィックのアプリケーションまでは特定できず、根本的な課題解決には至らなかった。松本さんは「Web系でないトラフィックまで「Web」として認識されてしまうなど、機能面で限界があり、実効性のある制御はできませんでした」と語る。また、実際に帯域に影響を与えているアプリケーションはある程度限られていたため、対象を絞り込んで帯域制御を実施することも検討したが、その過程で、当時導入していた帯域制御装置では十分な改善効果が得られないことも明らかになってきた。そこで、アプリケーションを特定して帯域制御を行える機器を導入し、トラフィックにまつわる課題の解決を目指すこととなったのである。

詳細な帯域制御が可能で費用対効果も高いNetEnforcerに着目

新たな帯域制御装置の導入にあたり、同社では当初、旧機種のリプレースも含めて検討していた。しかし、リプレースを前提に提示された見積価格が予算を上回ってしまったため、他社製品も含め、再度インターネット上で機能の比較検討を行った。その中で、アプリケーションレベルまで詳細に認識して帯域制御が行える性能を持ち、かつ十分な費用対効果が見込める製品として、NetEnforcer AC-502が浮上してきた。

松本さんによれば「当社の予算の範囲内で、課題解決を実現できるスペックを備えていたことから、最終的にNetEnforcer AC-502の導入を決めました」ということだ。決め手となったのは、やはり他社製品と比較して、よりきめ細かなモニタリングと制御が可能という、機能面の優位性であった。

Allot Communications_Suo_Image

導入前の試用評価を通じて十分な性能を持つことを確認

導入にあたっては、事前にNetEnforcer AC-502を試用し、徹底した評価を行った。その結果、モニタリング機能によりアプリケーションごとの詳細な監視が可能となり、同社の課題解決に向けた要件を満たすことが確認できたほか、帯域制御を実施する上で使い方が簡単で扱いやすいこともわかってきた。松本さんは「それだけでなく、サーバアプリケーションとして提供されるNetXplorerのGUIも直感的でわかりやすく、使い勝手のよいものでした」と語る。このほか、設置が従来機種より簡単だったことや、評価期間中に体験したNTTアドバンステクノロジのサポートが充実していたことも、採用を後押しすることとなった。「製品について、何かわからない点があっても、一つひとつ丁寧に対応してもらえたので、これなら信頼できると判断したのです」と松本さん。製品自体はもちろん、細部の対応まで含めたサポート体制についても十分に満足のいく結果が得られたため、他社製品についてあらためて評価するまでもなかったという。

モニタリングに基づく帯域制限でピークのトラフィックも安定

NetEnforcer AC-502を導入した現在、同社では最低1日1回はレポートを確認し、モニタリング結果をもとに帯域制限を実施している。具体的な帯域制御の方法は、一気に絞るのではなく、少しずつ調整するように設定しているが、その結果、以前は上位回線の帯域を使い切るほどだったピーク時間帯のトラフィックについても、十分な余裕を持って処理できるレベルにまで落ち着いているという。「モニタリングの大半はP2Pアプリケーションが対象です。やはり、その部分が帯域への影響がいちばん大きいので」と松本さん。以前は、時間帯によってはP2Pアプリケーションが帯域の50%近くを占めることもあったが、導入後はこうした問題は解消した。このように実効性の高い対策が打ち出せるのも、きめ細かな帯域制御が可能なNetEnforcerによるところが大きいという。松本さんは「NetEnforcerは、アプリケーションの認識を細かく行える点に満足しています。今後は、モニタリング結果に基づいて、より効果的な帯域制御を行っていきたいですね」と語る。

帯域の効率的な活用は、多くの回線提供業者が抱える共通の課題であり、サービス向上のためには避けて通れない道でもある。「帯域を圧迫するような回線の使い方をしているのは、限られた一部のアプリケーションです。しかし、それを放置しておくと、そうしたアプリケーションを利用しない多数のユーザーの信頼を失ってしまいます。ユーザーの皆さんがより公平に、快適にインターネットを利用できるようにすることが、サービス提供業者としての使命だと考えています」と松本さん。今後に向けて、帯域ごとのメニューを用意してサービスを拡大することも視野に入れているという。その一方で、NetEnforcerの導入を通じて帯域の詳細な使用状況が可視化されたことで、経営に直結する設備投資や回線増強などに向けた検討も進めやすくなったという。サービスの拡充と経営の効率化を両立するツールとして、ここでもNetEnforcerは大きな役割を果たしているのである。

Challenge Solution Benefits
P2Pやオンラインゲームなどによる帯域の圧迫を解消し、すべてのユーザーが快適に利用できるインターネット接続環境を提供 NetEnforcerの導入により、ピーク時間帯における通信環境が安定
  • P2Pアプリケーションによる帯域の圧迫が解消
  • 詳細なモニタリングを可能にする充実した機能
  • 帯域使用状況の可視化による経営面への貢献

株式会社周防ケーブルネット

2009年(平成21年)7月開局。山口県柳井市をエリアとし、ケーブルテレビやインターネット接続サービスをはじめとする事業を手がける。現在、CATV加入世帯のうち約20%がインターネットサービスも利用している。各種キャンペーンなどを通じて積極的な加入者増を図るとともに、地域密着型の事業者ならではの充実したサポートを提供している。
Allot Communications_Suo

 

PAGETOP

 

資料請求・お問い合わせ

 

Twitterでシェア Facebookでシェア