もっとリアルに。医療や制作の現場を変える先進の映像ソリューション

3D対応が映画館だけでなく家庭用のテレビにも登場するなど、次々に新しい技術が生まれる映像業界。「ハイビジョン」という言葉は既に当たり前になっています。今回は、そのハイビジョンのなんと4倍もの画素数をもち、映画に匹敵する“4K”超高精細映像のリアルタイム伝送を2008年に世界で初めて※実現したNTT-ATの先進の映像配信システムをご紹介します。

地域の映画館が多目的空間に!

話題の映画の公開初日の舞台挨拶や人気アーティストのコンサート、大規模なスポーツイベント。ほとんどが大都市の限られた映画館や設備の整ったスタジアムでしか開催されず、会場まで遠い地域のファンにとっては観に行きたくともなかなか足を運ぶことができません。

一方、映画館やコンサート会場、スポーツ施設にとって、そのような大きなイベントを開催したくとも、チャンスはなかなかめぐってくるものではありません。

ライブ中継イメージ

「JPEG2000リアルタイムコーデック」なら、低遅延180ミリ秒のリアルタイム性!


注目度の高いイベントの映像を、臨場感たっぷりにリアルタイムで各地へお届けできます。たとえば、デジタル化の進む映画館やスポーツ施設の大型画面、街頭の大画面スクリーン(パブリックビューイング)にライブ中継すれば、施設の集客力や稼働率の向上、地域の活性化にもつながります。

「遠いから・・・」とあきらめていたファンの方々にも、距離を感じさせずに「その瞬間」を楽しんでいただけます。


キーワード:JPEG2000とは?映像は、たくさんのコマ(フレーム)の集まりでできています。コマの1枚1枚が高速で連続して流れることにより、「パラパラ漫画」の要領で、私たちの目に動いているように見えます。こうした映像をデジタル化(コーデック)して伝送する際には、コマとコマの間を予測して埋める「フレーム間予測」という技術が使われています。送信するデータ量を縮小できる半面、あるコマに生じた色や画像の乱れを他のコマにまで広げてしまうという難点がありました。映像が粗いマス目のようにぼやけて見えるブロックノイズが発生したり、エッジの強い対象物の輪郭周辺に蚊が飛んでいるようなブレ(モスキートノイズ)が発生するのもそのためです。「JPEG2000」というのは、映像を圧縮する符号化方式のひとつです。写真などの画像データの圧縮方式「JPEG」という名前がついているように、静止画と関係があります。JPEG2000方式でコーデックされた映像は、各フレームが静止画として独立しているので、どのシーンで「一時停止」しても、画像が乱れることなく、細やかな素材感や色、激しい動きを鮮明に再現できるという長所があります。NTT-ATは、NTT研究所で開発された最新の映像伝送技術を基に、デジタルシネマサイズの4K(4096×2160画素)の超高精細映像をわずか180ミリ秒という低遅延でリアルタイムに配信できるコーデックを、世界に先駆けて実用化しました。